こちらの法人さんは、昨年、管理職の方々には戦っていただきました。そして、今年も戦っていただきます。3年、4年すると、法人の当たり前が変わります。

今日は、管理会計(1年目)からの現場のマネジメントを変える2年目を行っている法人さんです。数字は上がりました。しかし、これを当たり前にするのは、今年の現場のマネジメントにかかってくるのです。そこで、先月は研修をして宿題をお願いし、宿題が送られて来て確認しました。すぐに、「現場の管理者は、少々、ご苦労されているな。」との印象でした。

みんなには「声の大きな職員が居心地いい職場にしてはダメだよ。言った者勝ちを放置してはダメさ。真面目で一生懸命な職員が働きやすい環境を作らないといけないから。皆さんは、注意して退職されたらどうしよう、と思うかもしれないが、本部さんと、しっかり組んで人を採用しよう。そして、ちゃんとオリエンテーリングしてちゃんと働いていただこう。ちゃんと「躾」をしよう。5S3Mをしよう。頑張っている職員さんたちに、働きやすい環境を提供しよう。」と。

今までの風土(現場のマネジメント)を変えることは、生やさしいことではありません。しかしながら、私はできる法人さんだと理解しています。元々が真面目で優秀な職員さんたちが揃っている法人さんですので筋はいいので。

やり方は、法人として新しいプロジェクトを立ち上げます。そしてパイロット事業所を指定して、今までの当たり前を変えて行きます。当然のことながら、法人本部がパイロット事業所の管理者と一緒に動くことになります。並行して採用を強化をし、接遇と働き方の研修をし、最終的には「働き方のハンドブック」を作って行きます。

こちらの法人さんは、昨年、管理職の方々には戦っていただきました。そして、今年も戦っていただきます。3年、4年すると、法人の当たり前が変わります。きっと、全国から学びにこちらの法人に集まると思います。

きっと、やり遂げてくれると思います。