毎年の「クリスマスのお約束」を観るのは年末の楽しみの一つです。NHK BS103「100年インタビュー」は小田和正さんでした。当然、観るわけです。驚いたのは、小田さん69歳なんだな〜ということです。で、まだ、あんなに声が出るのかと。もう一つ驚いたのはオフコースは売れない時期が長くあったんですね。成功の糸口がないまま何年間も苦悩していたとは、全く知りませんでしたし思いもしませんでした。オフコースが売れたのは５人組になってからだったんですね。あんなに成功した人でも始めは上手く行かないんだ。苦悩して苦悩して、出した答えが「スタイルを変える」ことだったとは、、、あんなに才能がある人でさえそうなのか、、と。
変化を恐れず、現状を打開するために果敢に挑んだ結果、成功を勝ち取ったんですね。もし、２人で売れないまま、東北大を出て、鹿島建設か竹中工務店に就職していたら、数々の名曲は生まれなかったのかもしれないのですね。よくぞ諦めずに頑張っていただきました。
アナウンサーが「なぜ、こんなに長く続けてこれたのか？」に「音楽が好きだから。」という一言は重たいですね。やはり、好きだということはとても大事です。どんなにキツくても好きな仕事であれば頑張れる。そして、変化を恐れず、常に果敢に挑戦する。常に坂の上にある何かを求めて歩き続ける。研鑽と努力を惜しまない。50年一線で歌い続ける人の言葉は一言一言が重たく素敵でした。楽しかった。
そんな仕事に出会えてことに深く感謝しながら最後まで観てました。本当に楽しかった。
