ある理事長さんとの話しから。「コンサルティングを受けるってどういう感じなのか」です。

昨日のHMSセミナーでセミナーが終わり、名刺交換をさせていただきました。ある理事長が「このままで大丈夫なのか不安でしょうがない。ぜひ、一度、連絡させてほしい。いいですか?」というお話しでした。ここの法人さんの周りにお客様がいないので、「どうぞ、いつでも。」とご返事しました。

お姿から察するところ、70歳前後とお見受けします。多分、今まで「不安でしょうがない。」というようなことをことを言う相手もいなかったのだろうな、とお察ししました。HMSセミナーの時、いつも来ていただいて、一番前におすわりになり、真剣に聴いていただいている方なんです。

お悩みは、① 事業承継なのか、② 小規模多機能なのか、③ 競合動きが怖いのか、④ 人が集まらなくてどうしていいかわからないのか、⑤ 跡取りさんのことなのか、⑥ 職員の方の問題なのか。⑦ 人事制度なのか。⑧ 遊休地の利用なのか。⑨ 赤字に転落しそうなのか。⑩ 赤字なのか。もし、全てってことになると、70歳を超えた理事長様には、厳しいかな〜と。改めて、経営企画室が必要な時代になったんだなと思いました。

社会福祉法人さんはコンサルティング会社を入れることが苦手です。また、以前、痛い目にあっている法人も数多くあります。なんで、本気の決断がいるのですが。無論、WJUがお引き受けした案件の全てがうまくいくわけではありません。コンサルティングは相手さんいるもので、お互いの意思疎通が本当に大事なんです。

本当にたくさんの案件のご相談をいただきます。コンサルティングを受けたいとお考えであれば、ぜひ、ご理解いただきたいことがあります。お金を払ってしまえば、あとは何もしなくてもいいというのであれば、「作業員としても雇っていただくことになり、大きな予算が必要です。次年度も、その次の年度も。もちろん、コンサルティング+作業員の仕事しています。」とお伝えしています。通常のコンサルティングは、動くのは法人さんです。なんで、いつも、「変わる勇気。本当に動くこと。問題と真正面から対峙すること。担当者をしっかり決めて下さい。」とお願いしています、そうしないとお互い不幸もなります。そして、成果を持続させたいのであれば、「人に投資してください。まわり道のように見えて一番の近道です。」とお話ししています。

今も同時に10法人のご相談を受けています。みなさんのご期待に添えますよう、できるだけのことをさせていただきたいと考えています。

よろしくお願いします。