衝撃の数字です。
ある信用調査機関によると、民間病院経営をしている法人の、13.6%が債務超過だということです。
赤字が7割6割は知っていますが、債務超過がそんなにあるのかと。
やっぱり、医療法人はこれから5年が勝負だし、10年で決着が着くと。
だから、勝ち残りからの生き残り、ですね。
強い経営ができない医療法人は淘汰ですね。しかも、かなり早く。
(記事)
民間が経営する「病院」約900法人のうち、2024年度の損益動向を調査した結果、本業である医療活動の利益を示す「営業損益」で、「赤字」経営だった病院の割合は61.0%だった。前年度(54.8%)に比べて6.2pt上昇し、過去20年で最悪水準となった。開業医などの「診療所」(対象:約700法人)での割合は38.4%だったのに対し、病院経営の赤字割合は約1.6倍となった。
また、倒産(経営破綻)のリスクが高まる「債務超過(自己資本がマイナス)」の割合は、病院経営で13.6%を占め、2023年度(9.9%)から3.7pt増と大幅に増加した。高額な医療機器の導入により借入金負担が増加しやすい一方で、債務償還が可能な収益確保ができない病院が多かった。

