お出迎えした途端に、「なんなんだ、到底納得できない!言うことは沢山あるぞ!」というお話しでしたので、「理事長、理事長が沢山お話しがあるのと同じように、こちらからお話しすることも沢山あります!」とお話しし、ホテルのロビーに。
ソファーに座って、コーヒーを注文して、
本間:「では、なんがそんなに気に入りませんか?」とお話しすると、
理事長:「これはさ、理事長に対してすることか?なんで私に相談もなく、理事に出すんだ!」と始まりましたので、
本間:「だって、理事長にものが言えない環境でしょう?違いますか?理事は委任契約者で任務懈怠責任がありますよ。お分かりですよね?」
いろいろ
理事長:「何かあれば私が一人で責任とるよ!他の理事には迷惑かけない!そんなつもりは毛頭ないよ!」
本間:「理事長、それは無理でしょう? 理事責任っていうのがあるんですよ、お分かりですよね?理事長がどんなに「私が責任をとる」と言われても、法律はそうなってないんですから。理事には、理事長の牽制機能を果たすという役員責任があるんですよ、お分かりですよね?」
いろいろ
理事長:「私を陥れて、法人をかき混ぜて、どうするつもりだ。」
本間:「どこがですか?法人も理事も理事長も守っていますよ!私は良い法人になっていただくだけです。」
理事長:「あなたは会うといつもそういうけどさ、なんかさ、そうなってないじゃないか!」
本間:「どうしてですか?がガバナンスがないからチェックが効かず、分かっていても誰も言えないんでしょう? 理事長!これは(事象)、「経営判断の逸脱ですよ!」お分かりにならないんですか?」
いろいろ
理事長:「誰も私には言わない。」
本間:「あのね、理事長にいうわけないでしょう。じゃあ、言いますよ。みんな理事長からの報復人事を怖がっているんです、わかりますか。では、ここまでお話ししたので、絶対に報復人事はしないとここで約束してください。よろしいですか?」
理事長:「報復人事なんかしないよ。」
本間:「確かですよね、誓っていただけますよね?」
理事長:「絶対しない。」
いろいろ
本間:「今回の問題の指摘は内部からの告発です、わかりますか、この意味が。」
理事長:「ん〜、私の足を引っ張る人間はいる。」
本間:「その手の話しか、そうじゃないかは、分かります理事長。役員、本部、一般職のすべてからの話です。」
いろいろ
ほんと、いろいろありまして、1時間20分経過。
最後には、
理事長:「私は今も納得していないが、分かった。よろしくお願いしますよ。」
本間:「ありがとございます。」
また、理事長にお会いできることになりました。
今日は、必要ならとことん時間を使おうと思い、午後はすべての時間を空けて臨みました。収まるところに収まって良かったです。最後は、血相変えていた理事長の顔から笑顔が出ていました。頭の良い方なので、良い方向に行くと理解しました。
コンサルタントは、常に覚悟して仕事しています(もう、今日で7割がた、ご縁が無くなる思って臨みました。)。言うべきことが言えるように、真面目に仕事をしないといけません。そして、真正面から向き合って、正しいことを正しいと、違うことは違うと、ならぬものはならぬと言わないといけません。理事長と同席した人は、「どうやらこの人(私)は悪い人ではないようだと分かった。」と言われたので、「あの、私は良い人です!」とお答えしておきました。良い人にも幅があるので。
何年かしたら、きっと、「あの時はありがとうな。」と言っていただけると信じています。
HMSセミナーの講師で4時間話をするよりもキツい1時間20分でした。少々、疲れました〜。温泉に入りたいな〜。
ちなみに、ひのきの花粉症で毎日大変なんですが、緊張のあまり、鼻水が一度も出ませんでした。で、今、くしゃみと鼻水全開です。