「将棋」と「囲碁」

私は、2代目さんやNO2の人たちに「経営はさ、左手で将棋を指して、右手で囲碁を打つようなものだと思うよ。」と言っています。だから、目の前ではコマを取り合い、並行して、将来のために石を置く、感じ。

ところで、このブログを読んでいる君、松下幸之助の本は読んでんだよね? 読まないで松山に来んなよ。

(メール)

本間先生

おはようございます。

(前略)

私自身についてですが、「将棋」と「囲碁」――OOOOがOOOOOに話をしている姿を見ていると、目の前の課題に対して最適な一手を打つ「将棋的な力」と、全体を見ながら関係性や流れをつくり、結果として成果につなげていく「囲碁的な仕事」の違いを強く感じました。

私の役割は、一つひとつの成果を追うことではなく、「人の配置」「役割の設計」「連携の質」を通じて、組織として成果が出続ける“構造”をつくることにあると認識しております。

そのためには、これまで自分で抱えてきた領域を見直し、任せるべきことは任せきる覚悟、そして手放すべき仕事は手放す決断が必要だと感じております。

自分が動いて成果を出すのではなく、人と組織が動くことで成果が生まれる状態をつくること―そこに軸足を移してまいります。

誰がどこで力を発揮すれば全体が活きるのか、どこに手を打てば流れが変わるのか。囲碁のように全体最適を描きながら、現場が自然と成果を生み出せる状態をつくることが、これからの自分の責任だと考えております。

「成果を出す人」から「成果が出る構造をつくる人」へ――その転換を自ら実行してまいります。まずはここからと思っております。

本間先生にお伝えすることで、自分自身の逃げ道をなくしていきたいと考えております。

引き続き、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

本間先生、昨日より私とOOOのデスクの真ん中に、本を数冊そっと置いております。OOOOOが気づいているのか、いないのか……。まあ、こんなものかと思いながら見ております。