65歳以上の就業者数は2025年で943万人。22年連続で増え過去最多。就業先は卸売業・小売業 131万人で1位。医療・福祉が122万人で2位。

総務省が2026年9月20日発表した人口推計によると、65歳以上の高齢者人口が前年比2万人増の3624万人だった。増加は2年ぶりで、人口に占める割合は29.6%と過去最高を更新した。65歳以上の就業者数は2025年時点で943万人と22年連続で増えて過去最多となった。

男女別の高齢者数は男性1571万人、女性2054万人だった。25年は新たに65歳になった人より亡くなる高齢者が多く、全体は減少したが26年は再び増加した。「長期的には増加傾向は変わらない」(総務省の担当者)。

働く人は全体のおよそ7人に1人にあたる13.8%が高齢者。年金受給開始年齢の引き上げや定年延長、健康寿命が延びていることが背景にあるとみられる。就業率は65~69歳が54.5%、70~74歳が36.2%、75歳以上は12.6%でいずれも過去最高だった。

役員や自営業者を除いた65歳以上の就業者は586万人だった。正規雇用は140万人で10年前から47万人増えた。パート・アルバイトや契約社員といった非正規雇用は446万人だった。10年前から178万人増加した。

就業先は卸売業・小売業が131万人で最も多かった。医療・福祉が122万人で続いた。65歳以上の就業者が占める割合は農業・林業が50.6%で最も高かった。