今回の番頭塾の表彰者です。若いです。しかし、番頭さんとして活躍できるだろう、センス、を感じます。プロ野球で言えば、野球センスがあるよねって感じです。これから経営の勉強をするように勧めました。「理事長に言って、お金出してもらいなさいよ。10月から銀座でエリートコースがあるから。必ずおいで。全国に友達ができるから。」
彼が作ってきた資料は、「A」ランクです。かつ、10%に入っているので、「S」評価になります。今回、Aランクは一人でした。Aランクが一人だったのは私の責任でもあります。来年はAランクが何人もできるように、頑張りたいと思います。
NO.1 一馬のまとめです。
3ヵ月で6日間の番頭塾を経験してみて、初期に考えていた番頭の上っ面ではなく、深みを感じることができた。初日の中では私は番頭を「要であるがオーナーではなく。キャプテンではあるがエースではない。ナンバー2のポジションではあるが、次期トップではない。金や銀ではあるが、王将ではなく、飛車角桂馬でもない。」と定義し、イメージでは薩摩藩の小松帯刀の印象が強く、薩摩藩士として幕末から明治にかける近代化のアシストをやってのけた人。その動きこそ番頭に感じる。と解釈した。しかしながら、番頭塾が回を重ねるごとに、いかに“知識が必要か”いかに知識を使い“問題を解決できるか”という部分が強く見えてきた。今後介護業界は荒波を迎える。激しく変化する社会は大海原で、その波を乗り切り、波を乗りこなし、日の出ずる方向へ進めるか。船長である理事長を航海士として、舵取りとして、番頭はサポートしていかなければならない。
理事長と本質について話せるようにします。
・今後(明日~20年後)のOO会を“本気で考えます”それは事業拡大だけでなく、統廃合も踏まえた未来予想。
・すべてのことにアクションプランを作っていきます。
・本間先生から直々に「経営の勉強をしろ」と直接お話をいただいたので「死ぬ気で、経営の勉強をします。」
早くできることとして支出削減。無駄の発掘と改善を行います。
・地域ケア会議で主導権を握り、行政内で大きな発言力と相談役としての立場を狙いに行きます。
・収益拡大のため、新規事業の立ち上げに必要な知識、行政との話し合い、人材確保と育成、書類作成等の管理を行う。
・全職員に対して人間力と介護力のあがる研修の提供。
・人事考課システムの構築と初動、安定までを5年以内にクリアする。
・あの法人には“OOOOOがいるから凄い”と言わせ歩く広告塔となる。
他の参加者のまとめです。
- 番頭とは法人の経営を継続させるために経営者を支えること。
- 法人内の価値観や認識を一致させる作業を行い、経営者の意図を法人内に伝え、浸透させる。
- 夢(経営者はビジョン)を持って仕事をすることが大事であり、多くの知識を習得し、さまざまな経験をしないといけない。学び、人と会い、見聞を広め、「ものの見方と考え方」「直感力」「洞察力」を磨き、これからの経営を「科学」しなければならない。
- 番頭とは法人の経営を継続させるために経営者を支えること。
- 法人内の価値観や認識を一致させる作業を行い、経営者の意図を法人内に伝え、浸透させる。
- 夢(経営者はビジョン)を持って仕事をすることが大事であり、多くの知識を習得し、さまざまな経験をしないといけない。学び、人と会い、見聞を広め、「ものの見方と考え方」「直感力」「洞察力」を磨き、これからの経営を「科学」しなければならない。
他の参加者のまとめです。
①番頭とは何か。
法人の継続のために、環境・社会・経済などが将来にわたって適切に維持・保全され、発展していけるよう継続法人の前提要件を理解し、整備する。
経営者を理解して、行動・科学(研究・調査・分析)し、定義する。法人の全体最適を理解させ、目的に向かって職員の一人一人の力を結集させる者。状況によっては、経営者に苦言を呈しても、理解してもらえるよう、説明できるもの。
②私は明日から、最も役に立たない評論家にならないようになります。
提言する場合は、具体的な数字や根拠のもと発言します。
問題解決能力が身につくよう、多角的視野や柔軟な発想ができるよう研鑽します。目標設定から逆算し、提言・行動ができ、自法人が持続可能なものとなるよう貢献します。
他の参加者のまとめです。
番頭塾では、今後の医療と介護の方向性 マーケティング、マッピング、ドミナントの理解 SWOT分析 財務会計、管理会計をとおしての経営戦略 前方連携、後方連携の重要性 人事制度の在り方 ファシリティマネジメントの重要性 アクションプランの作成等について学んだ。すべての項目が法人運営に重要な項目であり、ますます厳しくなってゆく介護業界でいかにして生き残るかの重要なヒントを得ることができた。
社会福祉法人OO会は、地域のベンチマークとして地域の福祉を引っ張っていく法人となっている。そのOO会の中で、私は様々な情報を集め、提案実行できる存在にならなければならないと感じた。これまでは、目の前に出された仕事をこなすだけの一職員であったが、自分の置かれている立場をもう一度考え直さなければならない。知識がないということは、自分の仕事の幅が狭まるだけでなく、法人に損害を与えるということも学んだ。現在行っている業務についても、もう一度情報収集を行い、現状の方法が本当に最善の方法なのかを検討しようと思う。
あらゆる情報をひとつひとつ積み重ねることで、今までにない取り組みを提案し、実践することで、OO会の取り組みの先頭に立ち、法人、地域の発展に貢献していきたい。