2018年改定は事業者ヒヤリングです。いわゆる二巡目が始まりました。小規模多機能の話しから。

こんな資料を見つけました。まず、ここを味方につけないと新型小規模多機能の実現は難しいようですね。

 

特定非営利活動法人 全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会

「新型多機能サービス」と称されるサービスが創設されることに反対

平成29年5月12日に開催された社会保障審議会介護給付費分科会(第138回)において、 議題の一部として出された「新型多機能サービス」と称されるサービスの創設に関し、 本会としては、以下のことから反対する。なお、詳細は、ホームページにて7月25日 から公開している。

(基本的な姿勢)
 I 小規模多機能型居宅介護は、在宅の認知症高齢者の支援を中心とした新たなケアの必要性から生み出された。これまでの日本の高齢者介護のあり方を新たなステージへ導くためのケアである。
 II 「新型多機能サービス」については、ケア論や利用者のニーズから生まれたものではなく、また実践から生まれたものでもない。既存サービスとの違いも不鮮明であり、どのような状態像の人がどのような暮らしを自宅や地域で営むことができることをケアするのかわからない。小規模多機能型居宅介護の全国団体としての本会は、小規模多機能型居宅介護の新たな類型を望むものではなく、その必要性も実践の立場からみて実感できない。
(反対する主な理由)
(1)小規模多機能型居宅介護に新たな類型は必要としない
(2)新型多機能サービスをイメージする実践やケアモデルがない
(3)小規模多機能型居宅介護のケアと利用定員の拡充にはサテライトの活用
他の観点からも「新型多機能サービス」と称されるサービスの創設には反対である。