大転換期は、医療・福祉だけではありません。自動車業界は100年に一度の大転換期です。

今、自動車業界は、今年7月に英仏両政府が「2040年までにガソリン車やディーゼル車の販売を禁止する」と宣言したことから、パラダイムシフトが起ころうとしています。自動車の2大市場である中国や米国でEVなど次世代車の販売割合を義務付ける規制が、2018年から2019年にかけて導入される予定です。加えて、自動運転化技術の進歩には、莫大な投資が必要と言われています。

当然のことながら、大手自動車メーカーは、次々にEVの投入計画を発表し、自動運転化計画を発表しています。

なんと、2つのパラダイムシフトが同時に起こるという試練の時を迎えました

業界内では「100年に一度の大転換期」とも言われ、この転換に乗り遅れた企業は、トヨタといえどもその地位を失いかねないほどのインパクトです。逆の言い方をすれば、まだ、だれも知らないような小さな町工場が世界企業になるかもしれません

 

今、医療法人も社会福祉法人もパラダイムシフトが始まった入口に立っています。「なぜ、我々だけが、、」と経営者によく言われることがありますが、「理事長、医療・福祉だけではありません。大学も学習塾もガソリンスタンドも小売業も外食産業も税理士も弁護士も、みんな、大きなパラダイムシフトを前に大きな岐路に立っているんです。こちらの病院さんだけがはずれくじを引いているわけではありません。

理事長、変化はチャンスです。そう考えて動くことが大事です。考えることを放棄して何もしなければ、それまでの話です。勇気をもって、がんばりましょう。我々もこちらさまが勝ち組になっていただけるように頑張ります。」とお話ししています。

 

我々は、我々のクライアントさんを勝ち組にするのが仕事です。我々にとっても難しい時代になりました。もう簡単な仕事はありません。コンサルタントも、新しいニーズを前に一気にフリ落とされることでしょう。よほど力がないとコンサルタントとしての価値はもうないでしょう

頑張るだけですね。