新しい出会いです。あの場面を見るたびに感じること。人に対する、マインド(素)、尊敬、敬意の話でのでお間違えのないように。

おもしろいもので、HMSエリートは、今日、初めて会ったのに1期生〜6期生まで、「どうも、久しぶり。」みたいな感じで、直ぐに仲良くなります。これは、HMSエリートの中で学んだ、仕事でも人生でも、自分と周りを充実した環境にする、マインド(素)を共有し、目指すものが同じ者が持つ、ある種、同志として認め合って尊敬する心です。相手に敬意を払っているからです。

 

皆さんは、日大のアメフト部のタックル問題をご存知のはずです。私は、思うのです。日大の監督とコーチが、同じスポーツを通して、競技を楽しみ、人間形成を行うこと。そして、何よりも、自分たちと試合をしてくれる相手校や選手に、「尊敬と敬意」を持ってグラウンドに立てば、あんなことは起きない。私は、ずっと、思っていました。アメフトの監督は、人に対する、マインド(素)、尊敬、敬意のない人だと。

 

話は、変わります。

今、アジアからの多くの観光客が来ていただけるようになりました。私は、本当に嬉しいな、と思っています。欧米の人たちも大事ですが、日本から近い、アジア、特に東南アジアの人たちが沢山来てくれる国になればいいなと、心から思っているのです。だって、アジア、特に東南アジアの人たちが日本に対して親近感を持ってくれれば、平和でしょう? そして、お金や物や人が行きかえば、みんなが豊かになるでしょう。

話は、少し、難しい方向にゆきます。

皆さんは、日本が70年〜100年前の悲しい歴史があることを知っていると思います。それは、明治から昭和の太平洋戦争までのアジアの国に対する政策です。

 

お断りしておきますが、私は、政治的思想を持っていませんし、特定の政党を支持する人間ではありません。これは、人に対するマインド(素)と尊敬、敬意の話です

 

戦後、タイ、台湾の人たちに、親日家の人が多い。そして、中国、韓国の人たちに日本に悪い印象を持っている人が多い。両国には、歪んだ対日本教育が存在します。私は、少々前になりますが、サンフランシスコにいた時があり、韓国の若い子と接する時間が様々な機会を通してありました。彼らは、個人的に日本に対して嫌悪感はありませんでしたが、周りが、日本に対して厳しい環境を用意しているので、なかなか日本を正面から見て評価できないと言っていたのが印象的でした。

タイや台湾で親日家が多いのは、両国で行った政策はもちろんのこととして、統治責任者がその国の人たちに、マインド(素)を持ち、尊敬、敬意を払っていたからに他ならず、これが、70〜80年たった今でも、レガシーとして両国に受け継がれているのです。しかし、中国と韓国では、マインド(素)を持ち、尊敬、敬意が払われていなかった。

私は、とってもとっても、残念でなりません。もし、中国と韓国の人たちにマインド(素)を持ち、尊敬、敬意を払っていただけていたらと思うと。

 

話は、日本大学アメフト部に戻ります。もし、日本大学アメフト部の監督、コーチに、マインド(素)、尊敬、敬意という気持ちがあれば、起こらなかったことなんですよね。この問題を考える時、「当たり前のこと」「頭がおかしい」「勝ちさえすればいいという気持ち」といろいろな意見が出ていましたが、私は、この問題を通して理解するべき、「問題の本質」はスポーツに対するマインド(素)であり、一緒にスポーツをする、選手、コーチ、相手チーム、競技関係者に対する、尊敬、敬意というところにあると、ずっと思ってました。

 

私も含め、医療・福祉に携わる関係者は、根に、マインド(素)、尊敬、敬意という気持ちを持ち続けたいものです。それが、なく、権限のある人が政策や仕事やスポーツに携わると、中国や韓国との関係を100年、1000年と負の遺産として持ち続けることを余儀無くされ、スポーツでは、相手の選手生命を奪ってまで勝つという異常な指導者を生む。

 

我々の現場も一緒です。経営者、管理者、一般職、初任者に至るまで、マインド(素)の大切さを理解していただける環境があるといいですね。昨日、一瞬で打ち解ける、1期生〜6期生を見て、考えました。

私は、今後も、HMSエリートに参加する受講生の皆さん、マインド(素)の大切さにして、尊敬と敬意を持ってコースオペレーションができるように、努力したいと思います。

 

昨日は、あまりに素敵な発表に途中で泣けて来て、みんなに気づかれないようにするのが大変でした。

昨日は素敵でした。多分、長く、記憶に残る日になると思いました。

皆さん、ありがとうございました。