今日は、朝から、医療法人です。「我々日本人でしょう。この制度ね、フランス人なの。」。

今日は、朝から、医療法人で、職員インタビューです。優秀な法人さんでした。インタビューすると分かるんですよね。

今日は、働き方改革・同一労働同一賃金制度対応の人事制度、人事考課制度のための職員インタビューなんですが、「興味が湧いちゃうな〜。」と言いながら、こちらの法人のカルチャーを一つ一つ聞いています。

優秀な法人は、いつも書くことですが、「当たり前」と言って、看護師さんがオムツ交換しているんですよね。みんなで業務を助け合いながらやっているんです。

こちらの法人は、医療と看護と介護の連携もできているので、病棟も、老健も、介護施設も、ほぼほぼ満タンでまわっています。

 

 

話は職員インタビューに戻ります。

「正しく評価ができないのが、不満です。」とのことです。

「個々の職員がやる気になるような仕組みにして欲しいです。」

「キャリアパスが機能していない。」

「評価項目が難しくて、読む人によって、捉え方が変わってしまうかも。」

「自分の考課の内容が、分からない。評価表もらっているけど、、、、」

「毎回同じ内容、毎回ただ書いているだけという感じ。」

「受けている考課が正しいと思ったことはないです。」

「フィードバックがないので、自分の仕事を改善することができず、給与があげられない。」

「バランスの取れた評価表にして欲しい。評価表に対する信頼性が高くない。」

「生え抜きが上に上がっていく人事制度であって欲しい。うちの管理職は転職組が多いので。」

「育成する制度であって欲しい。」

「パートも人事考課をした方がいいと思います。」

「嘱託は評価表も自己評価もない。」

 

 

働き方改革・同一労働同一賃金制度に戻ります。

私は、インタビューのみなさんに「今度の働き方改革・同一労働同一賃金制度は、日本人には、馴染まない法律と制度なんですよ。」とお話ししています。

「あのね、フランスの労働法を日本版に変えているので。」とお伝えしています。