午前中にコンサルティング、午後はダイキンさん主催セミナー講師、今、広島に移動中です。

午前中にお伺いした法人の役員の方に、「かなり厳しい報告書になります。残念ですが、かなりの重症と判断します。経営を根本から考える必要があります。例えば、、、、」とお話ししました。3月のはじめに経営者、執行役員5人の方にご説明します。「このままだと、早晩、赤字になります。また、強い競合が出てきたら勝てません。」と言って話し始めないといけません。あとは、経営者のお考えしだいです。正面から受け止めていただけることを祈るばかりです。今日は、居宅の管理者と1時間ちょっと、法人のことをいろいろ話しました。終わってから、「居宅さんに働き方を変えてもらう。相談員を鍛え直す。って報告書に書くけど、ごめんね。」と言いました。

サッカーで言えば、居宅はボランチで、まず、ボールに触って前を向く。相談員を走らせて居宅から相談員の足元に納める。相談員は敵陣深く入り、ルックアップしてバイタルエリアにパス。待っているのは事業所の介護員。蹴るのか頭で合わせるのかバックスを躱してゴーール! 弱いチームは、この流れに連動性がないし、一人ひとりの技術に問題があるし、チームとして約束事がしっかりしてないし、ただただ走って、ボール蹴ってるだけなわけです。

福祉の事業はチームスポーツであり、強いチームを作るための戦略が必要だし、チームで試合するということは一人ひとりが一定以上の技量が必要だし、試合は頭でするもので戦術を理解する力が必要だし、必ず勝つという気持ちも必要です。そのためには、研修、訓練はかかせません。

ここのチームをどのように作り変えることができるか、コンサルタントとしての技量が試されますね。頑張ります。

 

午後から、ダイキンさん主催のセミナーの講師です。参加された方に、「HPって、どれだけ大事か分かりますか? なぜHPのリニューアルが必要かというと、、、」という話から始めて2時間、HPと採用、改正社会福祉法対応内部統制、地域医療構想と社会福祉法人、同一労働同一賃金、人事制度、これからおこなうべきこと、の順でお話ししました。みなさん、大変真剣にお聴きいただきました。セミナーで「福祉の経営者はまだいいんです。医療法人は眠れない夜を過ごしている経営者が沢山います。」「よろしいですか、医療で起こることは福祉で必ず起こります。それが地域ごとに違うだけです。準備が必要です。」ということもお話ししました。

 

で、今、新幹線に乗って広島に移動中です。随分と遅くまで明るくなってきましたね。花粉が怖い季節にもなってきました。私、花粉の薬飲まないんです。理由は負けた気分になるから、、、大人になりきれないS34年生まれです。