風が変わったと理解することです。もっというと、風を感じることができるかです。そこが勝負ですね。

今、障がい事業を主に行っている法人さんの現状調査を作成しています。

私からお伝えしたいことは、「風が変わったと理解することです。もっというと、風を感じることができるかです。そこが勝負です。それに合わせて、2040年仕様法人に遅滞なく変化することです。」と。

しかし、これができない。何故ならば、あまりに成功してしまったので、変わることは恐怖でしかありません。何故なら「今までの成功を捨てて、生まれ変わることだ。」と書きます。

経営者としては、「ふざけるな」となるでしょうかね。でも、法人さんは典型的な 1970年モデルなんです。貯めたお金は、国は容赦無く消してゆくことになります。

変化が遅れれば遅れるほと、自らの血で抗(あらが)うことになるんですよね。容赦無く時代は変わっていくんです。

こちらの法人さんは変われないかもしれませんね、、、、。

希望だけは持って報告会に臨みたいですね。

現状調査の冒頭部分が以下です。

社会福祉法人OOOOO(以下、法人と称す)が、2040年においてもドミナントにおいて変わることなく、勝ち残っているための条件について評価を行った。

歴史があり、優秀な経営者に導かれて、絵に描いたような成功法人であると評価をします。しかしながら、評価の時間軸を、過去から現在とした場合という条件がつくことは、法人内でも理解されているところと考える。評価の時間軸を、現在から2040年、それ以降と視点を変えた場合、法人は、2040年とそれ以降を視野に事業設計図とマネジメント設計図を新しい経営者の下で再構築することを強く求める。

最も大きな理由は、国の政策の変化である。国は、従前の「障がい事業は特別」という考えから、「障がい事業も社会保障制度と財政のバランスを取りながら行う事業」へと大きく舵を切ったとことにある。その表れが今回の改定(2024年)の随所に現れている。2024年の障がい者事業に関わる報酬改定は、画期的であると評価している。言い換えれば、今までの障がい事業の当たり前を否定し、新しい価値観で事業経営することを求めていると解される。