今日、PM6:30からBSフジで「炎の経営者」があります。
モデルは日本触媒の創業者八谷泰造氏です。日本触媒は小さな町工場でした。しかし、苦難の末、石油化学という新しい分野で世界を驚愕させる新しい技術を次々を開発して世に送り出し、日本の高度成長に大きく貢献する大企業に成長してゆきます。
こんな逸話(実話)があります。昭和25年、どうしても事業資金が必要になった八谷泰造氏は、なんと、現在の新日鉄住金の前身である富士製鉄の社長に直談判を考えます。そのやりかたが、当時は新幹線もなく、夜行列車で大企業の経営者といえども移動していたわけですが、八谷泰造氏は、富士製鉄の社長がいつも乗る夜行列車を狙って乗り込み触媒技術がいかに世の中に貢献するかを訴え、自らの研究を訴えます。話を聞いた富士製鉄の社長は、みずしらずの大阪の町工場に破格の1000万円の融資を決断するのです。
経営者は、誰よりも熱意がある。経営者は行動する(口だけじゃない)。経営者は、マーケティングができる。経営者は、正しい理屈をもっている。経営者は、運がいい(ではなく、運を呼び込むことができる)。ということが分かるドラマです。
お時間のある方はご覧になってください。
経営者、次の経営者の方はご覧になることをオススメします。