実話です。
インドネシアから鹿児島県の介護施設に来た実習生のお話。
とっても、いい子たちなんで、介護施設のパートのお母さんたちに大人気で可愛がられています。なんで、お菓子をもらったり、お弁当をもらったりして、コミュニケーションが良好すぎるくらい取れているわけです。
インドネシア実習生Aさん:「大丈夫、もう日本語がバッチリです。なんでも聞いてください。」と自信満々です。
法人の事務局:「OOOOさん、Aさんのイントネーション、標準語じゃないよ、、それは、鹿児島弁だけどさ、、」
インドネシア実習生Aさん:「大丈夫、大丈夫。バッチリだから。どこのお店に行っても問題ないから。」
法人の事務局:「そうじゃないけどな、、、、」
ある日
法人の事務局:自転車で出かけようとしたのを見つけ、にこやかに「OOOOさん、自転車さ、前に押して、あそこでUターンしておいで。」。
インドネシア実習生Aさん:「はーい。分かりますよ。Uターンでしょう、それは英語ね。分かりました。あそこで自転車まぐって来ます!」
法人の事務局:「違う違う!Uターンは日本語、まぐってくるは日本語じゃないから! それ、鹿児島弁だから。」
みなさん、インドネシアから来たAさんは、周りの愛に支えられ、立派な薩摩おごじょ(鹿児島の女性)に育っていくことでしょう。
Aさんからクレームがつきそうです「そげなこと、言わんでよかよ。」
バリバリの薩摩言葉のインドネシア人の介護員さん、素敵ですね。地元の利用者、ご家族から愛されることでしょうね。
でも、インドネシアに帰ったら、もう一回、学校に行くかも、、、
まぐって来る:曲がってくる。曲げて来る。
まぐる:曲がる。