私、日曜日の夜のNHK大河ドラマを観てまして、真田丸、西郷どんなんかは、結構、好きでした。
今年は、そのNHK大河ドラマと宮藤官九郎の脚本ということで、「いいよね」的でした。しかし、視聴率は上がりませんね。もっと言えば、「低迷」ということになっているようでして。
私の感想は、日曜日の夜、NHK大河ドラマを観ている層のマーケティングがね、、、やっぱり、少し、違うかなと。でも、十二分に分かった上での「勝負」だったんで、宮藤官九郎にしたんでしょうからね。
日曜日の夜のNHK大河ドラマは、戦国時代と幕末・維新のヒーローだと高い視聴率が取れるんですよね。だから、視聴率を持っている役者さんがいて、戦国時代と幕末・維新のヒーローを演じさせて、個性豊かな役者さんや話題性のある、本業が役者じゃない人を入れて作ると、そう、失敗はないという感じなんでしょうか。
私、宮藤官九郎の映画、ドラマが好きでして。理由は、クスクス笑ってしまう面白さ(ドカンではなく)、オチに意外性がある、独特のテンポがある、などです。
で、もう一つは、脚本や内容に「人間としての暖かさ」を感じるんです。多分、彼の人柄なんだろうなと思っています。人間って、内面から出てくるものがあり、なんか、それが不思議と分かるものなんですよね。だから、飾る必要もなく、そのまま生きて、そのまんま仕事して。
私は、彼も映画やドラマを観ると、内容もさることながら、「かく在りたいものだ。」といつも思ってしまいます。
もし、NHKの「いだてん(オリンピック噺)」を観ることがあれば分かりますよ。どこか、世の中や人に対する優しさがあり、なんとなく可笑しさがあり、独特のテンポと間がありますから。
私の映画やドラマのみかたの話でした。