午前中、医療法人さんに、ご提案書をお持ちしました。
財務会計分析、事務部門の機能評価、部門別原価管理、地域連携室、他の10項目で評価します。
よく言われるのは、「財務は専門家がいる。」「会計事務所が入っている。」です。
私から、「それは、医療経営やこちらの法人経営に資する財務分析の評価ですよね?」と。「理事長、決算書は、機械(システム)が作っているって知っていらっやいますよね?」と言って、相手の顔を覗き込んでいます。
「だって、財務分析は昨年の法人の財産目録を作っているだけですよね?しかも、一般的な医療法人の指標を使って。財務分析は、この法人の経営に資するものでなければいけませんでしょう? 皆さんの事業とか病棟の償却とか地域の医療需要とか、管理会計上の営業利益率が入った財務分析ではないですよね? だから、理事長、その人、本当に専門家なんですよね?」とお話しします。
今日の経営者の方も、本当に悩んでいらっしゃいました。誰の話を信じていいのかも含め。
経営者は本当に孤独な生き物です。
そういえば、HMSエリートの第7期生の名物の山崎理事長は、「経営者ですか、やってみればわかります。」と一言(ひとこと)。受講生すべてが、水を打ったように静かになりました。経営者の、この一言(ひとこと)は、重かったですね。
もし、仕事をさせていただくことになったら、一生懸命、務めたいと思います。