イコールフッティング

社会福祉制度改革国民会議報告書(H25.8.6)の中身を熟読していただくと気づくのが

報告書によく出てきている言葉が「税」と「改革」ということです。

この「税」を「改革」という言葉に結びつけるものは「イコールフッティング」という考え方です。

今回の「改正社会福祉法」制度改革に対応する時に、考えなくてはいけないことは2つあります。

ひとつは今回の「法に適応」させること、もうひとつは将来に向けた「組織の再構築」です。

前者は時間軸が短く期限があるため焦点になりやすく、後者はどうしても優先順位が下がってしまいます。

しかし、この「組織の再構築」こそが法人の優先順位Aとなります。

報告書の「税」がもつ意味は「再分配」、それは「税の公平性」ということを抜きには語れません。

そのためにイコールフッティングという言葉があるのです。

これからの法人の組織は、今回の法改正に対応することと報告書の方向性に

今後も適応出来る再構築のふたつを満たす必要があります。

そのことを理解するためにセミナーや研修会というものの重要度が高くなっているのです。