先日のエリートで、若い経営者が「私、3年、大晦日だけ休んで、あとは働いていたんですが、ある職員さんから、社長は全然働いていないですよね。」と言われたと言ってました。
ご本人には、ショックだったのでしょう、今もその話が頭に残っているわけで。
まず、経営者が理解しなければいけないことは、みんなに評価してもらおうなんて甘いです。
1 自分を評価してくれる職員は半分。自分を評価してくれない職員は半分です。
2 何をやっても「おかしい。」とか「間違っている。」とかいう職員さんがいます。
3 人とは、そうしたものです。なぜなら、全部、自分を中心に考える人にとってはそうしたものです。
4 そういう人は、法人の経営を分かるわけでもなく、それが当たり前と考えることです。
ただし、以下のことも言えます。
1 経営者には、求められるアウトプットがあります。それができなければ、どんなに、身を粉にしても認めてはもらえません。
2 経営者は、心根が歪んだネアカである必要があります。愛嬌は大事です。湿った顔をしていると、陰気臭い話をしていると周りは疲れます。
この若い経営者は、経営という一番難しい課題に取り組んでいるわけで、そんなに簡単じゃないということを理解しているだけでもいいと思いますね。
何も分かっていないのに、分かった感じを出している人が一番たちが悪いのでね。
若いということは、無限の可能性があるわけで、経営という一番難しいゲームをエンジョイして欲しいですね。