来年は私たちにとって、『やり返す』『やり返さねばならない』1年なのです。

サントリーの会長さんの「檄文」です。

歩みを緩めれば、どんなに優秀な法人であっても起こることです。

世の中は、下りのエスカレーターを登っていくが如くなので。

ピンチはチャンスでもありますよね。何も考えずに変わることができるので。

 

記事です。

「会長は定期的に社内メールを送るが、20年末の内容はオブラートに包みながらも厳しい内容だった。『昨日のマケ・プランはよく考えられていたが、その上で来年(21年)はコロナ禍の中、いやコロナ禍だからこそ、サントリービール事業のステージを変えるチャンスだという気持ちが強くあります。勘と言っても良いでしょう。…常識の壁を破り、ステージを変えるチャンスや!如何(いかが)?』」

「今年は大変厳しい業績になります。しかしこの『ストレス』を2年続けて味わうわけには絶対にいきません。…来年は私たちにとって、『やり返す』『やり返さねばならない』1年なのです」

「まるでテレビドラマ『半沢直樹』に出てくるような言い回しだ。佐治氏は会長となってからは国内外の業務執行を新浪剛史社長や鳥井信宏副社長に任せてきた。そんな佐治会長がいつも気にするのは巨大化したサントリーHDが官僚化し、大企業病に陥ることだ。」