メジャーリーグを少年野球にしてしまった大谷翔平が、ついに40号を打ちました。1番ピッチャーで、打つは投げるわなんて、少年野球ですよね。投手で8勝1敗ですよ、凄くないですか?さらには、盗塁するわけでしょう。
彼に、「投手に専念した方がいい。」「バッターに絞っていかないとどちらも失敗する。」と言っていた評論家の人たちは頭を坊主にして謝罪しなければなりません。
何が言いたかったかというと、「人は、自分が決めた常識や限界に縛られているだけ。」だということです。
今日も、経営者の方々に「いいですか、できなかったらどうしよう、じゃないんですよ。やるんです、戦うんです。今までの自分を変えるんです。」と、何回も何回もお話ししました。
丁寧に、赤字が年間4〜5千万円の黒字なるメカニズムを説明しました。「ここは年間2億円利益が出る法人になりますよ。」と。
どうしても、同じ街に何十年も住み、箱の中でずーと仕事をしていると、考えが固定化して過去の延長線上からしか考えられなくなります。
もう、負の連鎖の中で経営しているので、できない理由ばかりを探しているのです。それを経営者がするので、困ったものです。
「人がいないんじゃないんです。教えればいいんです。やりたいという人にしていただくんです。できない理由を並べる人にさせるからいけないのですよ、分かりますよね?」と。
「年齢性別経験資格なんて関係ありません。今を変えたい。良い法人にしたい。ここの法人が好きという人を集めて戦うんです。」と。
最後には、経営者の方から「本当に、良い機会ですし、良いタイミングです。よろしくお願いします。」と言っていただきました。
今日、2時間の話の最後に、私は経営者の方に「若い子たちを信じて下さい。」とお話ししました。そりゃあ、若い子は失敗もします。でも、それ以上に法人を蘇らせる力があります。
「明治維新は20代30代の若者が起こしたんですよね。分かるでしょう?」というと、経営者の方が嬉しそうに「ハイ、その通りですね。」と。
国を守りたいと魂を燃やした若者は、「尊王攘夷思想」で外国と戦おうとしました。しかし、武力ではかなわないと分かれば、手のひらを返して「開国」です。
そして、どんどん敵からノウハウを吸収してゆきます。マゲを切り、洋服を着て、ワインを飲み、牛を食べる。結果、日本は奇跡の近代化と評価されるようになりました。
これでいいのです。若者は変われる。大人は言い訳に終始できない理由を探す。尊王攘夷もしなければ開国もしない。これでは国は異国に侵略されてしまうのです。
幸い、ここの法人さんは、かなり厳しい研修を行って「経営チームに入りたい人は、終わったら事務局さんに申し出て下さい。今日だけで、もういいやという人は次回、研修に来なくていいです。」とお話ししました。
お陰様で、「この法人をなんとかしたいという若者は10人名乗り出てくれました。
法人に愛着を持ってくれる若者に、徹底した教育をして、やらせてみること。責任は大人がとればいいのです。
「私、がんばります!」と申し出た若者10人と、2040年仕様の法人を作ります。彼らは、2040年、現役でバリバリ働いている人たちです。
大事なのは、「この法人のためにがんばりたい!」という想いです。今までの負の連鎖が正の連鎖になります。
時間は1年半ですね、結果は、このブログを読み続けていただければ分かります。
もう、やるしかないんで、私も。
大丈夫です、「私、失敗しないんで。」