今日、9時半ごろ、東急本店通りと井の頭通りがぶつかる、かなり大きな交差点を渡ろうと待っていると、身なりが少々ヨレヨレになっているマスクもしていないおじさんが、団体職員風の40歳くらいの男性に横断歩道のど真ん中で抱えられていました。
どうも、ヨレヨレでもうろうと横断歩道を渡ろうとして倒れたのをこの男性が助けた感じでした。
そこに自転車の若い女子が近寄り、男性と話をし、その危険な横断歩道の真ん中から大きな声で、タクシーを止めようとしてました。
信号待ちは、大体40人。
信号が青になりましたので、私は駆け寄って、「お手伝いしましょう。」と声をかけて一緒に男性を持ち上げました。すると、20代の茶髪の女子がヨレヨレのおじさんの肩に自分の肩を入れて男性を一緒に担ぎ明けました。私は、なんで、後ろからベルト持って引っ張る感じで。
タクシーが止まり、3人で、ヨレヨレのおじさんを乗せました。私は、タクシーの座席に座るのを確認して、何も言わずあとを確認せず横断歩道を地下鉄の駅に向かいました。
後ろを振るかえると、男性がタクシーの運転手さんに説明しているようで、運転手さんは何度もうなずいてました。
その時は、助けに加わった若い女子2人は、もういませんでした。
1 これから、これが当たり前のようにどこでも起きる社会になる。みんなで街を守る気構えが必要。
2 正しい行動としては、倒れたところで声をかけて、警察に連絡するか救急車を呼ぶべきと思う。が、もう、男子が必死に抱えて横断歩道で歩き始めていたのと、ヨレヨレおじさんも意識がはっきりしていた。
3 助けたのは、信号待ちしていた約40人で4人。こんなものだろう。
4 タクシーも街を守る機能である。
5 そして、若い人もやるじゃないか的な。「ありがとう。」
行政は、何か、こういう状況を想定して、こういう人の保護の方法について情報発信していた方がいいと。