もし、皆さんの法人でこんな研修をしたいとご希望いただけたら連絡くださいねー。

研修の意義

  • 今回企画された研修は、医療法人と社会福祉法人の関係者が同じ部屋で一緒に学ぶ機会を設けたことに意味がある。
    • これからは、医療・介護・障がい・就学前を複合的に企画する必要がある。
    • 病院経営についても、施設・在宅・地域での事業展開が必要になる。
  • 以上を理解し、事業複合化を目指すことで、お互いの事業及び戦略が相互補完できることが必要になる。

今、医療法人に必要なこと

  1. ドクターの意識改革
  2. 2040年に向けた「地域で勝ち残る事業計画」
  3. 人材育成

ある社会医療法人のコンサルティング資料から

ドクターの半数が大学の医局人事で構成されている。(医師数:常勤・非常勤  合計166名)

  1. 大学病院は国の医療政策に資する運営なども求められることから、運営交付金が国から交付される。しかし、貴法人は社会医療法人(法人税等が免除)ではあるが、制度上は民間病院であり、地域から求められる医療を提供し、その対価(事業収益)によって経営することが必要である。そのため、貴法人の事業損益を常に黒字化し、健全に経営しなければならないことを全職員が理解しなければならない。
  1. 新しい人事制度・人事考課制度の導入により以下の3つの目的を達成する。
    1. 意識改革:一人ひとりが役割を理解して経営に貢献する。
    2. 収益性の向上:黒字の常態化から年間3%〜5%の営業利益率の常態化。
    3. 2040年モデル構築:急性期を残しつつ、ケアミックス+在宅医療+在宅介護+障がい+療育へ。

理解すべき視点

医療:斜陽産業という自覚 +そのための競争激化の中での「ポジショニング戦略」

福祉:成長産業という自覚 +そのための競争激化の中での「ポジショニング戦略」

医療と福祉は、「一つのフローで繋がっている。」これを理解して実践することが唯一生き残る道。

そして、「生き残る」のではなく、強い経営で「勝ち残る法人」になる気概が必要。