赤の女王仮説というのがありまして。
進化遺伝学の専門用語で、 ルイス・キャロル「鏡の国のアリス」に登場する赤の女王のことです。
「その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない。」といったのです。
種・個体・遺伝子が生き残るためには進化し続けなければならないことを説明しています。
生物は病原体などの相互作用が生存にとって重要で、 絶えず変化する外的環境に対応して適応できるタイプは終始変化します。
これが遺伝的には有性生殖、突然変異によって進化を続けていかなければいけない理由なのです。
肉食動物と草食動物もそのような関係で、両方ともに進化するので、結局、両方とも生き残ることができる。
植物と昆虫も同じ。動物と昆虫も同じ。
敵対関係にある生態系では変わり続けなければすぐに絶滅の危機に瀕してしまうのです。
自身の生態学的地位を保持するためには「赤の女王」で変化し続けましょう。
そういうテレビをビデオで見てました。
と、am3:00になりました。