【ある息子さんとのやりとり】
HMSエリートの息子さん:「どんな人が経営者に向いていますか?」
本間:「大胆な人で、常に時代についていける人で、変化することを恐れない人で、人に目的を与えられる人で、みんなから付いて行こうと感じられる人で、頭の中だけでそろばんができる人で、繊細で神経質な人で、神様に祝福されている人(運のいい人)かな。」
HMSエリートの息子さん:「はあ↓。具体的に言うと?」
本間:「常にお金を使う人でお金の使い方を間違えない人かね〜。よくしゃべる人で言うことを間違えない人ね〜。あと、見てないようで人のことをよくみている人かね〜。」
HMSエリートの息子さん:「はあ〜↓?」「難しくて、僕にはわからないです。」
本間:「みんなが間違えていることは、経営者はマネジメントに優れているとか、人から支えてもらえるとか、言うだろ? そんなことは当たり前なわけ。どんなにマネジメントができても時代が求めていることと違った方法にマネジメントをしたり、人を使っていたら、行く先は奈落の底だろうさ。元トーマツで日本公認会計士の役員をしている人が私に言ったよ。あのお堅い職業の公認会計士の人が『経営者になる人はマーケティグの専門家ですものね。』って。」
HMSエリートの息子さん:「↓僕はどうしたらいいですか↓↓?」
本間:「そうだね〜。どうしたらいいかね〜。自分の肩に経営の神様が座って、足をぶらぶらさせて、その神様が『次はどうしようかな〜。』って呟いてきょろきょろしているといいね〜。」
HMSエリートの息子さん:「↑僕の肩に経営の神様が乗っていますか?」
本間:「どーだろう、わかんないな〜、まだ。ただ、言えることは、誰よりも努力することが何よりも大事だよね。あとは神様が決めるから。今できることを頑張るね。あとは、やはり、徳を積んで運をつけることかね〜。」
なんと、ひどいコンサルタントでしょうか。真剣な跡取りの息子さんにこのやりとり。ただ、「答えは自分で出すもので、他人が出すものではないだろうさ?」とだけお伝えしました。
【ある娘さん ①】
娘さん:「私、あとから法人に加わってたので、法人に貢献できないし、新しいビジネスを考えているんです。」
本間:「へえ〜。どんな?」
娘さん;「OOOOOOOOをOOOOOOOするビジネスです。」
本間:「なるほど、いいんじゃないかな。ただね、お勤めで働く人は、自分が考えている3割程度しかパフォーマンスが出せないものだよ。それを分かって上で人を使いさない。」
娘さん:「えー、そうなんですか?」
本間:「まずはね、人が何にやる気をだして、何にやる気をなくし、何に感動し、何に怒りを覚え、何に絶望するのか分からないとね。」
娘さん:「↑ハイ!」
本間:「いやいやいや、だからね、あなたは、頭がいいから、職員と話をするとき、相手の話が終わったとたん自分の言いたいことを話し始めるはずだ。だから、言いたいのはわかるけどぐっとこらえて、相手の言っていることには表の話と同時に裏の話もあるので、表の話を聞きながら裏でいいたいことをよく考えて、少し、返事を遅らせて、いろいろ考えてから話を始めなさいね。いい?」
娘さん:「・・・・」
本間:「あとね、どんなに怒りたいような場面になっても、おなかに仕舞って我慢する。とにかく、我慢する。絶対に怒ってはいけない。いいね。」「そして、嬉しい時は嬉しくないと言う。辛い時は辛くないと言う。痛い時には痛くないといい、痛くない時には痛いと言う。分かった?」
娘さん:「(ゆっくりうなずいて)はい。ありがとうございます。」
(このダメだしにぐっと耐えてくれてました。)
こぼれ話し:このやりとりを近くで聞き耳を立てていた、ある60歳くらいの民間福祉事業者の社長さん(若手向けなのに、なぜか、エリートコースに参加しています。こう書くと、第2期生は、みな、愛すべき社長の顔が浮かぶはずです。)が、「本間さん、10月からうちの息子をこさせますので、今の話をしてください↑↑!必ず、お願いします。もう、うちの息子もOOOOOOでOOOOOなんで。よろしくお願いします。」ということで、この件でお話しすることがあるのでしょうか。
この子は、セミナーが終わりお別れの時、「少ししか話しをしていないのに、どうして私のことが分かるのか驚きました。」と言われたので、「それはありがとう。」とお話ししました。
【娘さん ②】
娘さん、お母上さん、本間との会話。
娘さん:「今回はHMSエリートありがとうございました。」
中略
娘さん:「今回の研修で経営者って、どういうものなのかを学べたことが一番勉強になりました。」
本間:「へえ〜、そうなんだね〜。」
娘さん:「経営者って大変なんだな〜とか、だからこう考えるんだと。経営者は優秀だなって改めて感じました。」
本間:「そりゃ、経営者は24時間365日、ずっと経営を考えているから。ねえ、そうですよね?(お母上様に)。だって、(あなたは)24時間365日考えていないでしょう?」(お母上の前でなんて失礼なコンサルタントでしょうか。すみません。)
若い人と話しできるのは、本当に面白く、講師側からの最大の楽しみです。この年齢になってわかります。若いって無限の可能性があるんだって。素晴らしい武器だと。まあ、その武器の使い方がわからない人が沢山いるわけで、我々が必要なんですね。頑張ります。
10月20日からは第3期生を迎えて新たな挑戦です。講師も毎回挑戦で毎回勝負で毎回改善するのです。