コロナに対して必死の想いで立ち向かえばこそのがん治療薬の開発になっていることを理解することが大事です。

必死に頑張っていると、知らないうちに力がついて、いろんなことができるようになるというお話です。

人類は、新型コロナウィルスに翻弄された3年間でしたが、手をこまねいていたわけではありません。人間の叡智の全てを結集し、この3年間、ウィルスに挑んで来たわけです。その結果、メッセンジャー mRNAによるワクチンを進化させすることに成功しました。私は、本当に頑張ったと思います。

今、この mRNAの技術を使い「がん治療」の開発をどんどんと進めています。モデルナ社は、すでに、今年中(2023年)には最終段階の臨床実験まで到達しそうなのです。そして、計画では、2025年には実用化を目指しています。当然のことながら、全てのがんに効くわけではないわけですが、かなりのカバーはできるようです。

コロナに対して必死の想いで立ち向かえばこそのがん治療薬の開発になっていることを理解することが大事です。あとは、多くの人たちが、mRNA がん治療薬を待っているでしょうから時間との競争ですね。

私たちの仕事や自分の生き方に通じるところがあります。困難には、正面から立ち向かうことが大事ですね。そうすれば何かが生まれるし、新しい力が備わるということなのですね。