昨日の講演の前の打ち合わせや終わってからも「本間先生のお話はとにかく面白い」と言っていただくのです。
なんで面白いかと言うと、経営の話で「えっ!?そうなの、、」「なるほど」「気がつかなった」「こういう考え方もあるのか」「そういうことだよね」ということを例え話や実話でお話しするからなんです。たまに、「飛行機に3700回乗っていますが、落ちたことがないのが自慢です。」と言って会場を凍り付かせることはありますが、、、。
ブログや70人メールでは普通に話をしていることなのですが、会場で私の話を初めて聴かれる方にとっては、「刺激的」「初めて聴いた」「知らなかった」「面白かった」ということになるのです。
昨日も、壇上でパネリストにケアマネ、相談員、施設長、行政の方、私の6人壇上に上がり、専門職の皆さんからさまざまな課題があがりました。例えば「ケアマネさんになる人がいない。」「働く人が集まらない。」「出張入浴の単価が低い。」「経営が大変だ。」という発表が40分あり、行政の方「できるだけサポートしていきます。」という話があり、最後に私のところ「以上の話を踏まえ、コンサルタントとしてのご意見が如何でしょうか?」とマイクがまわって来ました。
残り5分。残り時間からみて普通だと、「いろいろあるかと思いますが、前向きに頑張りましょう。私も応援します。」ということになるのですが、、、私、そんな、可もなく不可もない、当たり障りのない話はしないわけです。
なんで、「皆さん、コロナで医療・福祉に注ぎ込まれたお金(補助金等)は19兆円です。私の医療法人のお客様さんは、みんな黒字になりました。病床を空けておくだけでも黒字。皆さんの法人はどうでしたか? 大変だったでしょう? 職員さんには頭が下がる想いですよね? で、いただいた補助金はどうでしたか? ねっ、でしょう。」
「いいですか、政策も制度も間違っているところは沢山あるでしょう? 分かっているでしょう? じゃあ、なんで、選挙で落とすの? なんで、福祉の代表者の国会議員はいないの? ダメ、そんなことしちゃあ。なにしてるの??」
「若い介護士が票を入れたくなっちゃうイケメン芸能人でもいいすよ。議員になってから教育してもいいじゃないですか。皆さんの代表者を何人も国会に送って下さい。だめだって落としちゃあ。」
「そうじゃないと処遇改善は介護職にしかいかないし、年収数百万円以上の職員を一人作るとか、へんてこりんな制度ができちゃうわけで、、、。現場で働く人たちは『どうみても、なんかおかしいよね、、』と言いながら働くしかないわけでしょう?」
時間があれば、別の話をいろいろとしたわけですが、持ち時間5分だったんで、現場の課題を解決方法ということで「政治家を作ろう!」を選んでお話ししました。