これを読んでいただき、何かを感じていただけたらいいなと。

これを読んでいただき、何かを感じていただけたらいいなと。

登場人物は、社会福祉法人すいよう会の理事長の矢野さんです。この方、全国老施協の経営リーダー養成塾の受講生で、断トツ No.1の方です。そう、付け加えておきますが、HMSエリート17期まで行っていますが、その中で、断トツ No.1は谷田さん(たぶん13期)です。なんで、2人の名前を載せているかというと、いつか、この2人を引き合わせてみたいと思っているのです。本当なら、この2人が半年間コースで同じ部屋で学んだとしたら、どうなるのかなと思うのです。

矢野さんは、きっとお許しいただけると思いますが、一文字も削ることなく、載せるので、優秀な人の思考回路がWJUのコンサルタント、このブログにおいでいただける経営者の方、経営幹部の方、管理職の方、未来に生きる若手の方に伝わるといいですね。

矢野さん、9月のWJU見学会、12月のWJU勉強会・忘年会、谷田さんは12月のWJU勉強会・忘年会においでになると思います。もし、見つけたら、容赦なく「教えて下さい。」と頭を下げて名刺交換しましょう。

(メール)

本間先生

体調不良を知りつつ連絡を差し上げるのは心苦しいですが、お礼だけ伝えさせていただきます。改めて4カ月間ありがとうございました。

私の今回のテーマは「コンサルが学ぶ内容を学習し、経営者として実践できるようになること」。裏テーマは「絶対的なリーダーが、業務をチーム制に移行していくにあたり、後任育成で何をどのように伝えるのかを知る」この2つでした。

具体的な学びは多すぎてここでは書ききれませんが、要所で出てくる「コンサルのみなさんはこのことをよーく覚えておいてください」というフレーズは、その前後のお話しの内容も含めて2つのテーマの整理に大きく役立ちました。

また、たくさんのケースワークとその解説をして下さり、見どころ、考え方、課題、対策を知りました。

今回教えてくださったケースも含めて、ポイントを絞ったスクリーニングの数を重ねて、法人の状況を素早く把握できるスキルは身に付けたいと思います。

これからの医療・介護は、現状を肯定する前提に立った改善レベルで何とかなるものではなく、現状を否定する前提に立って、改革を進めなければならないことは国の方針としても明白ですが、改革の痛みに耐えるマインドやノウハウが不足している法人が経営が苦しくなっています。

現状否定を前提とした改革の痛みに寄り添い、自力での改革を伴走、支援するのがコンサルの役割であり、その中でも、経営者や幹部職員が、自ら未来のビジョンやそのプロセスをアップデートできるように教育することがど真ん中にあることも改めて強く認識しました。

経営者として、自ら法人をアップデートし続けるチームに変革するために必要なマネジメント設計図、事業設計図、2040年までの事業計画を中核職員と一緒に、よりリアルに描き1つ1つ実行していきたいと思います。

他の経営者の方々とのお話しも非常に有意義でした。渡辺理事長がこれからコンサルを受ける前田理事長に「6年はかかるよ」とおっしゃられていたのも印象的でした。

素晴らしい方々とのご縁をより強固なものとする機会をいただけたことも重ねてお礼申し上げます。

次は9月の見学会でお世話になります。

今後ともよろしくお願いいたします。

(メール)

矢野様

お世話になります。

この度は、WJUコンサルタント育成研修にご参加いただきありがとうございました。

言われる「裏テーマは『絶対的なリーダーが、業務をチーム制に移行していくにあたり、後任育成で何をどのように伝えるのかを知る』」ですが、まず、一人ひとりは「技術者」として優秀なのです。それは分かっていることなのです。課題は「経営的な視点」です。なので、「経営的な視点」ですが、全ての法人のサステナビリティーの条件は違います。また、すべての法人のゴーイングコンサーンの要件はそれぞれです。例えば、新居浜と渋谷にある法人では違うし、ノテ福祉会のドミナントの真ん中にある法人では違うわけで。あとは、経営者が、狂気なのか、成長思考なのか、安定思考なのか、無気力なのかでも違いますしね。

もう一つ、別の言い方での「経営的な視点」ですが、私が彼らに対し見ているところは、人としての資質の「人間力」です。経営を触ることができる「人」としての器です。仕事では、自分の専門以外の仕事に対する、創造性、拡張性、コミュケーション能力を見ています。

私は、指導はしません。気づかせる努力をします。質問してくれば答えます。私は、今まで、私と同じ人間に会ったことがありません。多分、かなり極めてまれな生き物だと理解しています。だから、教えてできないでしょう?まあ、常に人の人生、人の家族、人の法人を背負って普通にしていることにどれだけ耐えられるかなので、そんな仕事は勧めません。みんな、もっと普通に生きて人生を楽しんだ方がいいものね。

もはや、自分の人生をどうたたむのか、自分でも予測不能になっていて、心のままに生きようと。こんなに忙しいのに、来年、2つ会社を作ろうとしているし、WJUFSは、かなりいい感じで、大きなビジネスになりそうだし。それでいて、自分の仕事が 335日あって、やっぱ、まともじゃないですね。

こんな感じで伝わってますか?

9月、10月、12月とお会できるので、楽しみです。

また、いろんな話をしますしょうね。

本間

(メール)

本間先生

まさか裏テーマに対して、こんなに回答をいただけると思っていませんでした。

ありがとうございます。

稀有な生き物である自分と同じことは求めないけれども、人間力を含めた「経営的な視点」を身に付けて欲しいという願いがあると理解しました。

心のままに生きようと。と聞くと、対馬代表の償還のお話しを思い出します。笑

狂気の経営者の共通点という印象です。

こうして言葉にしていただくと、いつもど真ん中に置いている考えがブレないことが身に染みてきます。

今後ともよろしくお願いいたします。