「無資格者が重度障害者の訪問介護サービスを行っていたなどとして、さいたま市は22日、指定障害福祉サービス事業者のNPO法人『介助派遣システム』(同市桜区)の事業者の指定を取り消すと発表した。」
「市は刑事告訴なども視野に、介護給付費の不正請求分と加算分計約1億2550万円の返還を求める。」
「発表によると、取り消しは利用者の次の利用先選定を考慮して11月1日付。同法人は2018年10月に市から指定を受けた。重度障害者の自宅へヘルパーを派遣し、入浴や排泄(はいせつ)、食事の介助や外出時移動支援などの重度訪問介護と居宅介護サービスを提供してきた。」