できれば、多くの人に観ていただきたいですね。← 意見には個人差があります。

「坂の上の雲」が9月8日から、再放送されるんですね。

できれば、多くの人に観ていただきたいですね。← 意見には個人差があります。

(ブログより 2020年2月)

坂の上の雲

まことに小さな国が開化期を迎えようとしている。「小さな」といえば、明治初年の日本ほど小さな国はなかったであろう。産業といえば農業しかなく,人材といえば三百年のあいだ読書階級であった旧士族しかなかった。
明治維新によって日本人は初めて近代的な「国家」というものを持った。誰もが「国民」になった。不慣れながら「国民」になった日本人たちは、日本史上の最初の体験者として、その新鮮さに昂揚した。

この痛々しいばかりの昂揚が分からなければ,この段階の歴史は分からない。社会のどういう階層の,どういう家の子でも、ある一定の資格をとるために必要な記憶力と根気さえあれば、博士にも、官吏にも、軍人にも、教師にも成り得た。
この時代の明るさは、こういう楽天主義から来ている。

今から思えば,実に滑稽なことに,コメと絹の他に主要産業のない国家の連中は,ヨーロッパ先進国と同じ海軍を持とうとした、陸軍も同様である。財政の成り立つはずがない。が,ともかくも近代国家を作り上げようというのは,元々維新成立の大目的であったし,維新後の新国民の少年のような希望であった。

この物語は,その小さな国がヨーロッパにおける最も古い大国の一つロシアと対決しどのように振舞ったかという物語である。主人公は,あるいはこの時代の小さな日本ということになるかもしれないが、ともかく我々は3人の人物の跡を追わねばならない。

四国は、伊予松山に3人の男がいた。この古い城下町に生まれた秋山真之は、日露戦争が起こるにあたって、勝利は不可能に近いと言われたバルチック艦隊を滅ぼすに至る作戦を立て,それを実施した。その兄の秋山好古は,日本の騎兵を育成し、史上最強の騎兵といわれるコルサック師団を破るという奇跡を遂げた。もう一人は、俳句短歌といった日本の古い短詩形に新風を入れて、その中興の祖となった俳人・正岡子規である。

彼らは明治という時代人の体質で、前をのみを見つめながら歩く。上って行く坂の上の青い天に、もし一朶(いちだ)の白い雲が輝いているとすれば、それのみを見つめて、坂を上っていくであろう。← この一節が最高なんです。かくありたいものです。「それのみを見つめ、坂を上っていくであろう。」

すべては、夢を見ることから始まる。その夢を実現させるために、いかに考え、いかに実行に移すか。法人経営と同じですね。そんな手伝いができるコンサルティングの仕事は楽しくてしょうがありません。ただ、成功のみを求められるので、厳しい仕事ですが。

ちなみに、坂の上の雲は1800万部売れたんです。凄いでしょう。明治の奇跡の近代化は、この日本人のものの見方と考え方で成し得たと考えています。今の日本の礎を作ったと思います。一人でも多くの方にご興味を持っていただければ幸いです。

日本人は、植民地にならないために、命を張って挑戦しつづけたんです。明治という時代はそういう時代だったんです。私、大好きです。私、頑張っている人が大好きです。そういう人を見ると、どうしてもなんとかしてあげたくなります。

7月5日に、コスト削減のセミナーをしました。コスト削減というのは、単純に出ていくお金を抑えるのではありません。そこには、付加価値という法人経営が安定するためのノウハウが無ければ、法人様から選んではいただけないのです。

なので、「給与計算のアウトソーシングをするだけなら、WJUに委託する必要はありませんよね。」「月次決算するだけなら、地元の税理士事務所でいいでしょう。」「給食出すだけなら、我々はいらないはずです。」とご説明しているのです。

アウトソーシングで、人材不足を補う。コスト削減する。そんなの当たり前です。

WJUは、人材不足を補うのとコスト削減することは当然のこととし、「付加価値」を加えてサービスを提供します。

WJUは、アウトソーシングの商品として、給食業務、給与計算業務、月次処理・決算業務、を本格的に展開して行きます。お陰様で、昨年、実績ができ、様々なノウハウの蓄積ができてきました。

アウトソーシングを行う場合、安定供給と信頼性が大きなテーマになります。なので、日本の中に複数の拠点を作らなければなりません。これも、同時に進めなければなりません。

昨日の土曜日は、am 10:00から、テレビ会議で給食事業の打ち合わせでした。まだまだ多くの問題があります。しかし、必ず克服しながら、真っ直ぐ進むことが大事です。私、色々と大変なことがあると、いつも、この一節に戻って、「まあ、命までは取られないし。命があれば、なんか出口を見つけるさ。」と考えるようにしています。