そうだ、国際通りをチャラい格好で歩くことからはじめっかなー

なんか、先週は重たい話ばっかで、読んでて楽しくなかったと思うので、ここらでおじさんネタで気持ちを整えたいと思います。

土曜日に、東京に帰って来るために、おもろまちの交差点でタクシーに乗りました。私が軽装でかばんも小さいため、「お止めするのは、到着の方ですか?」と言われたので、「いや、出発です。これから帰るんですよ。」と。運転手さんは、「ああ、、そうですか、あまりに軽装だったので。」「先日、同じ感じの人を乗せたら、お客さんと同じで、これから帰ると言われたんで、格好がそれっぽくないですねって言ったら、横浜に家があって、沖縄本島と離島に家があると言われたんです。じゃあ、一緒かな?」と。

「ああ、一緒です。おもろまちにも拠点があって、家は東京なんですよ。」と。そして「細かなところを見ていらしゃるんですね。かくありたいものですね。」というと「いやあ、私、もう、一回引退して、もう一度働く時に何にしようかなと考えてタクシーにしたんですよ。」と。だから、この運転手さんは、ずっとお勤めで、定年で引退されて、「ちょっと働くか」って、選んだ職業がタクシドライバーだったということです。

その後、10分くらい、会話のキャチボールを。会話だからキャッチボールというフレーズはいらないわけですが、この方、相手の話のマトを外さない頭の良さを会話から感じるんです。だから、きっと、サラリーマン時代は出世された方なのでしょうね。しかも、部下を多く抱えていらっしゃったのではないかと。

ここからで、

「年齢はおいくつなんですか?」というと「私?75歳です。」と。私は思わず「えっ、そうなの!? 私より10年先輩だわ。失礼ですけど、ボケてないし、話し方はやわらかで嫌味はないし、相手のツボを外さないし、ウチの連中(コンサルタント)に聴かせたいわ、この会話。先輩、素晴らしいですね。」と。

そして「先輩に質問なんですけど、そのご年齢になって、頑固にならず相手に合わせて上手に話をされるコツを教えてほしいなー。私ね、年齢が進んで、頑固で、誰の話も聞かないし、頭が悪くなっていく老害になりたくないの。先輩として教えてくれませんか?」

「私の話でいいですか?」「もちろんです。」「そうですね、やはり、若い女性と遊ぶことですかねー。」「(爆笑)、そこ!?それ!?」「遊んでもらって、いろんな話をしてもらうんですよ。若い子は言いたいこと言うし、よくしゃべるし、私のことなんか怖くないから、何かされそうなったら投げ飛ばして蹴飛ばせばいいと思っているから(笑)。」「(爆笑)確かに! 先輩、体がそんなに大きくないし、投げ飛ばされそうだね。」「若い子の言っていることなんて、わからないけど、無邪気だし、計算ないし、エネルギーがもらえるし、いいですよ。」「なるほどね、、」「そう、だから、お金はかかりますよ、飲みに行こうよって誘って、全部、払うわけだから。」「そうか、勉強になりました先輩。」と。

でも、ここで問題が、、、。

若い女子か、、、私の周りの? いないかー。

んー、若い感じの女子はいるかー、、。

あと、大きな問題は、ほとんどの私のまわりの女子は煩悩の塊だし、、、。

で、空港に着いてタクシー降りてから、「あっ、そうだ、あの運転手さんに EQコンサルタントになってもらおうかなー」と思ったが、もう、タクシーは行っちゃったし、、、。

そうだ、国際通りをチャラい格好で歩くことからはじめっかなー