管理会計は、自由設計です。財務会計は厳格な基準があります。管理会計の狙いは「経営管理会計マネジメントシステム」です。なんで、経営者に正しい判断をしていただくために戦略的に設計することが大事です。要するに、コンセプトですね。
また、今の数字だけでは意味がなく、なんで、2060年くらいまでの市場調査が必要ですし、前方連携と後方連携を洗い出し、連携先が今のまま続くのか、将来は連携できない先になるかもしれないのか、予想しなければなりません。これも「経営管理会計マネジメントシステム」です。
今日は、Nさんに、「来月までに小規模多機能の営業資料をパワポ20枚、しっかり作って来て。」といいます。これも「経営管理会計マネジメントシステム」です。
まとめると、管理会計は、① 事業のストラクチャーを可視化する。② 事業の外部環境を可視化する。③ 事業の内部環境を可視化する。①②③ をまとめ、経営者の将来のための決断をしていただく資料を作成します。
一方、財務会計もとても大事なものです。管理会計の担当者は基本的な財務会計のことも知っていなければなりません。貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書、自己資本比率、流動資産と流動負債、未収金、減価償却、他。
今、岸野先生が、分かりやすく、医療と介護の財務会計の研修を2時間しています。みんな、真剣です。
よろしかったら、次回のセミナーに来てください。