講師に最も必要なのは、熱意と相手の目線で話をすることです。

今日の宿題は、「ねえ、この風土(カルチャー)はどこから来ているの?何が問題なの?なんで、人ごとなの? なんで全てが人のせいなの? なんでやらないの? その理由は考えて書いて来て。」です。

「働きやすい環境が欲しいんだろう? なんで、自分たちで声を上げないの?」「でも、あれか、文句は言っておく感じで、実際は満足なんじゃないの?」「本当は、ああだ、こうだ、言うけど、給料はいいし、働いても働かなくても給料は一緒だし、これの方がいいかって? 何か言っていれば頑張ってる風だし。」と。

なんと口の悪い、ひどい講師です。でも、私は、至って超真面目に言っているのです。今日の中から、経営チームを作るのが私に課せられた使命です。こちらがどれほど真剣なのか分かってもらわなければなりません。そして、何を課題にしているのか理解してもらわないといけません。

「ねえ、各施設は本部が問題だといい、本部は施設が問題だと言う。で、誰も責任が無い取らない。なんか、変なマネジメントになってんじゃないの? 俺が間違ってる? その意見は違ってるよ誰か言いなよ。」

「どうさ、何か私に言うことはないのかい? 何言ってもいいよ、なんでもどうぞ。議論しようよ。」と。

「この1年、人としてどうなの? ってこととか、生き方としてどうなの?って話をするわけ。」とも。

シーン、、

そうしたら、、

「これは県民性かもしれません。」と言うので、「ごめん、この県で他にお客様がいるけど、こんな感じじゃないよ。」と言って、事例の話をしました。

「みんな、知らないからだと思います。法人は、もっと、数字や経営の大事さを伝えるべきだと思います。」

「法人は、方向性を示し、そのためにどうしなければいけないかを伝えるべきです。」

「ただ、これをやれ、あれをやれではなく、その先に何があるのかを話して欲しい。」

これから1年、議論と勉強、勉強と議論、曖昧な結論だけは絶対に許さない。

お互い、言いたいことが言えて、本気で議論したいものです。で、どっかで呑みに行くかねー。

講師に最も必要なのは、熱意と相手の目線で話をすることです。

で、研修が終わったら、ニコニコしながら、職員さんが一人、私に寄ってきて「先生、手相見てくれませんか?」と手を出されたのです。← 私のブログを読んでいてくれる職員さんのようです。

そうしたら、あれだけ静かだった研修生から、「えー、私も見て欲しい。」と。← 「おい!ふざけんな!(って、思ったけど、、、)」とは言わず、「じゃあ、来月、お昼の1時間、希望者は、手相教室するから。自分の手相を細かく書いて集まるように。パワポは事務局さんに送るから。」と言うことになりました。

持ち前の人の良さで、また、余計な約束をしてしまいました、、、とほほ。

だから、なんと言うか、講師に必要なのは、熱意と相手の目線で話をすることです。