みなさんは、堺屋太一さんという作家を知っているでしょうか。いろいろな小説を書いている人で、大変、人気のある作家さんです。
曰く「2020年が過ぎると、大不況になる可能性が高い。膨大なカネを費やす東京オリンピックが終わって、公共事業が止まり、東京都内にまで少子化が及んで空き家だらけになる。」というのです。不況になるのは間違いないかもしれません。
なんで、この話題を紹介したかというと、堺屋太一さんの、近著『団塊の後 三度目の日本』という未来小説がありますが、それによると、
団塊の世代がこの世を去る20年代後半、まず医者が猛烈に余る。医者ほど潰しの利かない職業はないから、困った医者たちは患者を作ろうとする。ということが書いてあるそうです。
あくまでも未来小説の話しではありますが、2040年になると、若者は減り病院に行く数が大幅に減り、一方、団塊の世代が一斉に亡くなっていくわけで、必要なのは医療じゃなくて介護と看取りになるという感じなんでしょうね、たぶん。読んでないのでわかりませんが。