ターゲットまで、あと4になりました。75になると、20代の時と同じになります。まあ、顔はおっさんになりましたが、あのころと、本質は変わってないかな〜。いや、でも、ちょっとだけ大人にはなったかな〜。
「だからコンサルタントはやめられない。」の話。
ある日、あるところでの話です。
本間:「どう、Bさんは元気にしてる?」と事務所のAさんに声をかけました。
Aさん:(嬉しそうに)「はい!」と返事してくれて、腕を上下にあげて「こんな感じです!」と笑顔で言ってくれました。
このAさんは、職員インタビューの時、涙ぐみながら「私たちは、なんのために仕事しているのか分からない、ここは、福祉の施設じゃない。間違っている。」と言っていた職員さんです。
本間:「Bさんがいたら挨拶したいんだけど。」というと、「待っててください。」と呼びに行ってくれました。
Bさんが奥から出てきました。
本間:「やあ、久しぶり、元気そうだね、すぐわかったよ。目が元気で体から明るいオーラが出ているじゃないの。よかったね。」
Bさんは、職員インタビューの時、部屋に入ってきたら、すぐに、「私、もう耐えられません。辞めたいです。無理です、これ以上。」と泣きじゃくっていた職員さんです。
AさんとBさん、他の職員さんに話を聞き、すぐ分かりました。「ああ、ここには、いじめがあり、派閥があり、派閥を守るために権利の主張をするデスボスがいて、周りを威嚇して仕事している。事業所長は何もできず、見て見ぬふりしている。」と。デスボス職員さんはインタビューの時、私に噛みつきそうな顔で見てました。終わると3秒で部屋を出て行ったのではないというくらい、もうスピードで出て行ったのを覚えています。「あなたと同じ空気を吸っているのが耐えられない。」と言わんばかりに。ちなみに、インタビューの時間は30分の予定でしたが、この職員さんには1時間10分の時間をかけて、徹底的に話をしました。噛み合わない話と「あなたは間違っていると思うけどね。」と話しました。最後には「私の考えは、もう古いのかもしれない。」と言ってたのを覚えています。
そこで作戦を立てて、問題を一掃していただくように仕掛けをしました。幸い、全て、上手く運び、事業所は新しく生まれ変わりました。真面目に仕事をしようとする人たちが息を吹き返し、職場が変わっているようでした。顔をみればすぐに分かります。
「だからコンサルタントはやめられない。」と思う瞬間です。
そのAさんがコーヒーを出してくれた時、「本間さん、痩せましたね〜。」と言われたので、「ん〜、頑張ってんだよ。」と言って、よせばいいのに、説明を始めてしまいました。
うんうんと、何度も頷いて聞いてくれました。
感謝します。そして、頑張ってね、応援してます。