起きたら「国難」について

南海トラフ巨大地震や首都直下地震が発生したあとの長期的な経済被害を専門家集団の土木学会が初めて推計した、という記事を読みました。

① 南海トラフ巨大地震は、道路の寸断や工場の損害によって20年間の被害が最悪の場合1410兆円に上るおそれがあるとのことです。

② 首都圏直下型地震は、778兆円だそうです。

今年度の一般会計予算が97兆7000億円ですので、来たら、長期的に国民生活の水準を低迷させる「国難」になると指摘しています。

土木学会の会長は「これだけの経済被害が生じるとは予想もしておらず、驚きだ。今のまま巨大災害が起きたら想像もつかないようなことになる。日本が東アジアにおける小国、最貧国の1つになりかねないと考えている」とのことです。

必ず来るから、被害を軽減するための施策が必要ですね。

経営企画室は知っておきましょう。