24日の病院協会さんのレジメから「コスト削減」について。ご参考になれば。「数百万円から数千万円の成果をあげることも可能。」

第2部 コスト削減

相手の立場と立ち位置を理解する。

なぜ、コスト削減の商品があるのか? それは、建設会社、設備業者などの立場になって考えれば分かる。

  • 建物は、建て替えることが一番利益が上がる。
  • 空調は入れ替えることが一番利益が上がる。
  • PCは新規に購入してもらうことが一番利益が上がる。

なんでも、長持ちが一番困る。

専門家であると同時に、企業に所属し、利益代表という立場である。

なので、顧客の利益と自分の企業の利益を同時に考える立場にある。

コスト削減にはコストがかかることを理解する。

  • 立場の違いの狭間にコスト削減の商品が生まれる。
  • コスト削減の商品は意図して作られる。

  コスト削減の商品で投資の無い商品はない。

  担当者は、経営者に理解していただくことが必要となる。

コスト削減の商品は、4つのカテゴリー(系)に分かれている。

  1. 契約見直し系:現在の契約を見直すことによって、支出を削減する。
  2. 代替え商品系:例えば、重油を電気に変えて、支出を削減する。
  3. 技術革新系:技術革新によって生まれた、商品(技術等)を使い、支出を削減する。
  4. 制度活用系:法人が知らない制度等を使い、支出を削減する。

コスト削減は攻めの経営手法。

  • コスト削減は攻めの経営手法。人材育成と同様で、投資してリターンを得るもの。
  • コスト削減は、人と違う。投資した分、必ずリターンがある。人は法人を辞めることがある。
  • 優秀な担当者が必要。良いもの悪もの判断が必要。経営者に理解させる能力が必要。
  • コスト削減は、事務長の下、本部または経営企画室で一元的マネジメントする。

数百万円から数千万円の成果をあげることも可能。