一橋慶喜は「西郷、なんで、こんなに幕府は弱くなっちまったんだ!」と言いました。

昨日、NHK大河ドラマ「西郷どん」を観てました。一橋慶喜が西郷に「西郷、なんで、こんなに幕府は弱くなっちまったんだ!」と言いました。幕府の幹部は、日和見で、自分の立場だけに汲々とし、「志」がなく、「物事の道理が分からない(無知)」だからですよね。

 

問題がここからで、では、なぜそうなるか?

① マインドを持ったトップがいない。

② 教育をしない。だから、人が育たない。

③  夢がない。だから、共感する人がいないのでエネルギーがない。

 

トップは常に世の中が良くなるために何が必要かを語り、職員の生活向上のために何が必要かを説き、教育して人を育て、共感してくれる職員を育て、エネルギーにすることなんですよね。

だから、島津斉彬公の下に西郷、大久保が育ち、吉田松陰先生の門下に高杉晋作、伊藤博文、久坂玄瑞が生まれた。

驚くことにそれぞれ、教育を受けたのはほんの数年でしかない。しかし、人が育った。

 

経営者にはそれだけの影響力があることに気づいていただきたいと、いつも、お話ししています。人は何かをきっかけに、その能力が無限の可能性を秘めて広がってゆくかもしれない。

経営者は、それができるんですよ、素敵な職業でしょう? そう、思いませんか?

ご支援している法人さんがそうなることを、いつも、願っています。