HMSさんから「9月号に挨拶文を」ということでしたので、こんな感じで、書きました。

ご挨拶

2015年にスタートしたエリートコースも4年になりました。医療法人、社会福祉法人、株式会社から法人の未来を担う、多くの若い将来のエリート候補生の皆さんに学んでいただきました。幸いにして、ご参加いただいた皆さんからは「今まで経験のない学習に魂が震えた。」「人生の転機になった。」とか、中には「奥さんから、あなた人間が変わったわよね。」と言われたなどのお話をいただいています。その理由は、このコースが、経営に関わる知識を得るだけではなく、経営に対し、真摯に向き合うことを求め、マインド(素)の大事さをご理解いただき、物の見方と考え方を学び、経営と経営者を理解するところからはじめているからだと思います。そのため、「今まで、経営を知らず、経営を考えず、経営者を批判していたことがなんと恐ろしく恥ずかしいことか、思い知らされた。」などの言葉になって返ってきているのだと思います。

また、このコースは、知識を羅列して暗記するのではなく、経営のために必要な勉強の仕方を学ぶコースであることも支持されている理由だと思います。例えば、報酬改定の内容を聞くのではなく、報酬改定を事前に自分で調べることも考えることもできるのです。報酬改定の内容について、どのように情報を調べ、内容を考え、結論を導くかを理解してしまえば、自分たちで調べることは難しいことではありません。なので、勉強の仕方を覚えてしまえば、一生使うことができる能力になります。

コースの内容は、マインド、使命、国の政策、制度、行政対応、ドミナント設定、マーケティング・マッピング、組織、営業、財務・会計、事業収支、サービスの質、ブランディング、マネジメントルール、コンプライアンス、定義論拠、人材獲得、人材育成、労務管理、ハラスメント、リスクマネジメント、人事考課・キャリアパス・研修制度、ICT・IoT、AI、報酬改定、ファシリティマネジメントまで、多岐に渡ります。また、毎回の宿題や発表があります。「ついていくのも大変」と言われます。

面白いもので、コースに参加して半年経つと「終わってしまうのが寂しい。」と多くの参加者に言われます。そして、コースが終了しても「一生の友」をこのセミナーで見つけて交流を続けながらお互いを高め合う受講生がたくさんいます。これもこのコースの強みでしょうか。

多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

 

本間秀司