学級崩壊型特養の立て直し、順調に進んでいます。

こちらの法人様は、職員インタビューから始めました。問題点は、経営者不在、マネジメント不在、派閥・イジメがありました。ケアの質は、残念ながら、褒められたものではなく、「どこから手をつけていいものか、、一旦、事業所を閉鎖しては。」と経営者の方が言ってました。
 
私は、「大丈夫です。問題を取り除き、残った職員さんと、しっかり、コミュニケーションを取り、法人の考え方と方針を伝えること。」
「何よりも経営者、新・事務局長が経営者としてのマインドを持ち、ブレないことが大事です。」
「問題は、隠さず、真正面から当たること。」
「真面目に頑張っている職員を守り切ること。」
とお話ししました。
 
法人事務局長を変え、施設長を変え、デスボス(派閥・いじめ)の職員を異動させました。ただでさえ、人が足りないので、現場が崩壊すると言われて始めました。
私は、「絶対に崩壊しない。正しいことを正しいと言い、正しいマネジメントに変わるだけなんで、誰も辞めることはない。OOさん、絶対にブレるな。」「始めは、問題のある人がいなくなり、ただでさえ足りないところに人数がいなくなりわけだから、大変でしょう。必ず、職員は取れる。そして、必ず、良くなるから。大丈夫だから。」と言い続けました。
 
若くて優秀な事務局長のOOさんに会うたびに「ブレるな。頑張れ。」とお話ししてました。
 
そして、法人事務局長になる方には、HMSエリートに来ていただきました。施設になる方にもHMSエリートに来ていただきました。
 
WJUのコンサルタントの高山が、職員募集のコンサルに入り、新規の職員を募集し、増やしてゆきました。(法人の関係者には「奇跡」と言われました。)
 
ここは、WJUのコンサルタント、木村、高山、山下、細田の4人がかりで入っています。
4人とも、使命感に燃えて、戦ってくれています。
 
宜しければ、この4人チームで、全国、どこでも仕事しに行きます。
11月2日のセミナーで、内容は、お話しするつもりです。
 
(社内メールより)
 
本間社長
 
お疲れ様です。
特養(定員70)の稼働率改善が予定より早く進んでいます。
5月末現員60名→7月末現員61名→8月末現員64名+9月入居決定4名+入居予定1名=69名
5月から動きだした居宅・MSW営業や新入職の相談員、Aケアマネの動きが良いことが功をそうしてきました。
入所申込リストには担当居宅のデータも記載し、自病院以外からの受入れパイプ作りに励んでいただいています。
現在良好な居宅・MSW=A居宅、B居宅、OO病院、C居宅、D居宅、E居宅、OO病院
このままの流れでショート対象者へのアプローチも強化します。

 

特養入居残り1名は今後の看取り体制構築の上でも「胃ろう:介護5」をお願いしています。
9月から看護主任交代でオンコール他ナース対応可能となりました
合わせて介護職のたん吸引研修受講も下期最低2名はお願いしました。
 
H31.4〜デイ再開を見越してOOデイに2.5名増員…少し時期尚早とは思いましたが。
人件費オーバー30万円/月で進んでいます。
(+介護ソフトほのぼの200万円支払い済のため第1四半期累積赤字340万
 
H30.10〜下期 OOデイの出血を止めるアクション
①定員40名(うち介護定員20名)の増員10名
②居宅への営業配布チラシの作成(日曜日受け入れ可能の宣伝不足)
③家族同伴のデイ体験企画(昼食付き)の実施
 
H31.4〜デイ再開に向けての進捗確認
①建物外装チェック中:雨漏りありのため防水工事必要。
②建物改装見積もり中:リビングからトイレに直接いけるように壁を破って問題ないか等強度確認当初図面保管ありだったため、書き直し依頼中
 
特養は職員が揃ってきたので、日勤夜勤の業務内容・時間の見直し完了。
10月以降忙しい時間帯に職員配置ができるよう休憩時間を30分ずつ2回確保で試行開始。
 
・合わせて品質向上に向けて委員会の再編(特に排泄委員会)
・環境整備の一環で職員の顔写真+担当居室を掲示することでブランドを意識したケアを実践していただく。
・月単位のレクを写真掲示し、来館者へのアピールをすることで「雰囲気が良くなった」との言葉とともに入居希望を紹介いただけるようになってきた。
・職員の接遇がだいぶ改善されてきた。
 
山下