職員さんが集まって、研修初日が始まりました。
「ねえっ、今、一番利益が上がる事業はなあに?」の問いに、男子が「特養じゃないかと思います。」と。
「じゃあ、今、一番利益が上がらない事業はなあに?」の問いに、女子が「大型デイサービス」と。
「なるほど、、」
「ねえっ、だから、私がここにいるわけ。だってさ、今、一番利益が上がらない事業は特養だよ。でね、一番利益が上がる事業の一つが、大型のデイサービスだから。」
「では、WJUのHPを検索してください。で、ブログを見てください。11/8のブログで「この重みを社会福祉法人の経営者はどう考えるか?」を探してください。ニケが映ってるやつさ。」
ブログの内容は以下。
「社会福祉法人に冬が来ました。」
「もう待っていても、だれも春を届けてはくれません。」
「厚労省による護送船団方式はすでに終わりました。大蔵省が銀行を守ることをやめて預金者を守ることにしたように、厚労省は社会福祉法人を守ることをやめて利用者を守ることにしました。」
「利用者や地域を守ってくれるなら、社会福祉法人でなくても良いってことです。」
「法人が自ら冬に備え冬を越し、利用者や職員、そして地域に春の温もりを届けなければなりません。」
「それが経営です。」
「ほらね。今だに、みんな、一番儲かるの事業が特養だと思っているわけでしょう。だから、冬が来ちゃったわけ。」
「だから、私がここにいるわけ。」
「私は3年間ここに来ることになりました。私が来る目的です。① 法人の風土を変えること。② 在宅事業で地域一番店になること。③ 人を育てること。④ マネジメントを再構築すること。以上です。」
「じゃあ、まず、始めに、どうしたら職員は集まるの?」
こう始めて3時間の研修が始まりました。