HMSエリートのストロングポイント + ある種狂気のような大胆さに「そうなるかも。」と思わせてくれるわけで。

エリートには、様々な人が集まっています。今回も、21歳の大学生から私と同世代の経営者まで様々です。立場もそれぞれで、責任もバラバラです。

そんな中、30歳を過ぎたくらいの跡取りさんがいます。福祉の業界にはいなかった方のようで、見るもの聞くものが新鮮で驚きの連続のようです。なんというか、留学生が初めて外国でホームステイしたような感じではないでしょうか。この受講生は、生まれながらのポジティブな発想が人生スタイルのようで、常に前向き、常に勝つためにどうするかを考える。失敗することは、考える優先順位の下の方にあるのが分かります。そして、生まれながらの育ちの良さが前面に出ていて、愛されキャラだと思います。(ご自分ではそう思っていないかもしれませんが、、)

 

私から、この受講生を見ていると、幸いにして、ルームメートに恵まれて留学生活をエンジョイしているような感じで、かなりプラスになっていると思います。今回は4人一組でグループ討議をするわけですが、このテーブルは「それどういうことですか?」「へー、そうなんですね。」「これは、こういうことですか?」と、この受講生の元気な声が聞こえて来て、講師としては、5つのテーブルに公平に聞き耳を立てなければいけないのですが、どうしても、そのテーブルに寄って行って、「どんな面白い話をしているのか?」と引き寄せられてしまいます。思わず、笑ってしまう話が多いもので。

ルームメートの話ですが、そこには、若いバリバリの優秀で優しい経営者。経験豊富な優秀なベテランの経営企画室の管理職。同じ立場の共感してくれる受講生の3人が一緒です。なんで、この、優秀で心やさしき経営者と管理者は、この、なぜなぜ受講生に、分かりやすく、具体的に、微笑みを絶やさず話をしてくれています。

これは、HMSエリートの最大のストロングポイントの一つです。だって、自分の法人で、「なぜ?」「どうして?」なんて、職員に聞けないでしょう? ましてや跡取りさんは。

 

HMSエリートも2/6回が終わり、この受講生は法人のポジションの微妙さとドミナントの将来が厳しいということが分かったようで、問題意識の塊と化しているようです。で、聞いていると、様々な問題の出口戦略が、ある種狂気のような大胆さがあり、笑ってしまうのと同時に、この受講生なら「そうなるかも。」と思わせてくれます。

 

HMSエリートには、かなりディープな問題を抱えて参加する方、「突然、行けと言われまして、、」という方、「この研修に行きたいと手をあげて来ました。」とやる気満々の方など、さまざまなです。この受講生のような方も、毎回、1人、2人と入っていて、講師としては、正しいものの見方と考え方を理解して帰っていただくことと、経営者として正しいマインドを持って帰っていただくことを第一に考えています。

話をしていて、思わず「ほーー。」と声を出してしまうことがあり、その瞬間だけ、交感神経が副交感神経にスイッチして、無防備になっしまうことがあります。これも、HMSエリートの講師をしていて、楽しめることの一つです。

「若いってのは、最大の武器で、無限の未来が待っていることを予感させます。」

 

私は、「もし、その気があるのであれば、今からでも、OOOO会さんのような大きな法人さんになることは、絶対にできるよ。」と話をし、その理由をお伝えしました。「もし、その気があれば、そのために事業計画を作ってもらうからね。できるんで。」

HMSエリートではその内容を学習していただいています。