今日、明日は、野球の話でマネジメントの話をしましたし、します。

昨日、お客様のところで、米子東が甲子園に行くぞ的な話をしてまして、昨日から、社会福祉法人の経営を野球に例えて話しています。

 

「こんな感じでしょう。試合前は、なんだこんな感じか、ここのチームなら勝てそうだ、と。でも、試合してみると、やられた感がないのに、結果、4対2で負けている。そして、何回試合しても、結局は負けている。両チームの差は、野球を知っているか、良く訓練されているか、でしょう? 違いますか?」

「例えば、自分のチームが0アウト2塁なのに点数が入らない。その裏、相手の先頭打者に簡単にフォアボール。次のバッターにバントされたら2塁に悪送球でランナー2塁、3塁。次のバッターのセカンドゴロで1点先制。次のバッターに犠牲フライで2点目。終わってみれば、3対2で負けてました。」

 

「で、これ、何がいけないの?ねえ、皆さんの居宅さん、チームプレイって知ってる?できる?させてる? だから、利益が上げきれないのさ、分かる?」

「大事なのは、マネジメントさ。これが全てだよね。0アウト2塁なら、次の打者はセカンドベースから右にゴロだよね? ヒットの確率は25%でしょう?ゴロなら70%の確率でしょう? ケアマネさんはなんて言う?『私が習った野球はこういうものではありません。』ってベンチにレフトフライ打って、アウトになってランナーが進められなくて、挙句に言うわけですよね。そんなチーム勝てる?相手の監督は思いますよ、『今日は勝てる。』って。」

 

「大阪桐蔭高校は、7,8,9回の終盤に点が取れるんです。強いからじゃなくて、点を取る方法が理解されて実行できるからで、その結果勝てるから強いわけ。これを伝統というの、ですよね?相手投手の投球の組み立てを調べて、決め球を理解させ、狙い球を絞り、その球を狙った方向に打たせる。今まで抑えていたはずなのに、狙われているって思っただけで今までの投球ができなくなる。終盤、疲れても出てくるので、結局、連打させて終盤に逆転して勝つ。勝つべくして勝ったわけです。同じようにユニフォームを着て、同じようにバットを持ち、同じようにグローブしているけど、同じじゃないのは頭とマネジメント。そう、強いチームはマネジメントと日頃の訓練が違うわけ。」

 

今日も、楽しくお話させていただきました。

明日も、楽しくお話させていただこうと思います。