「君さ、今まで何したの? 人の話を聞いてないから、たかを括っているから、こうなんだよ!」

昨日で、8ヶ月続いた、職員600人の法人の管理会計の勉強会が終わり、あとは、1月初旬にある、理事長、専務、各施設長が集まったところでプレゼンするだけになりました。プレゼンは17組です。

プレゼンは、管理会計様式1とアクションプランのパワポで行われます。皆、おもいおもいの戦略を立てて出してきました。

きっちり勉強した成果を出して資料作ってきて、昨日はプレゼンの練習をしています。各グループからプレゼンターとタイムキーパーが選ばれています。昨日は、「タイムキーパーはプレゼンターとチームだからね。いい、タイムキーパーは時間を知らせるだけじゃないよ。例えば、プレゼンターの声が小さかったら、頬から顎を撫ぜるんだよ、ちゃんと練習してね。タイムキーパーが頬から顎を撫ぜたら、『声が小さい!』のサインだからね。タイムキーパーが頭のてっぺんを叩いたら、『強調!』するところだよ。『上手くいってるゾ!』のサインは、グーで親指立てるんだよ。」

 

で、ここからは問題で、「君さ、今まで何したの? 人の話を聞いてないから、たかを括っているからこうなんだよ!」と怒られる管理者が必ず出るんです。

「あのさ、悪いけど、研修ナメてるこうなるんだよ。君、大丈夫? 理事長、役員はみんな見ているよ。理事長『ああ、アイツはこの程度なんだな』って思われて、君、将来大丈夫なの? 半年座って聞いてるフリすれば、やり過ごせるとでも思った? 気の毒になるよ。」と言わなければならない管理者が必ず出ます。

で、こういう管理者の管理会計は、だいたい、今、赤字で、絵空事で見違えるように黒字になる様式1になっています。

そして、アクションプランは「利用者を増やす。」って書いてあるわけです。で、この話も何回もしているんですが、聞いてないんです。研修に魂が入ってないから。

本間:「あのさ、稼働率上げるって1万回言って、書いてもならないから。どうするか、何も書いてないじゃん。やばいよ、理事長以下、みんないるんだから。君、どうする?」と。

本間:「だから、研修で言ったろ、今、要介護ごとに何人いるの? 週1から週5の利用者は? 居宅は何軒付き合っているの? 一番紹介してくれるケアマネは個人名でだれ? 自法人のケアマネは全員紹介してくれる、各ケアマネごとにどんな人を何人紹介してくれる? どうしたら、ケアマネさんたちからもらえてるの?」

A君:「先生、私は今年から担当になったんで、、」

本間:「Oカやろう、だから、ここにいるんだろう、だから勉強してんだろう。勉強しないで座ってるだけでだから、今になって、焦って、どうしましょう?は、今年担当になったからとは関係ないだろう! 違うか?」

本間:「一から作り直し! 名刺渡すから、できたらメールちょうだいね。このままプレゼンになったら、ヤバイと思うよ。知らないからね。」

 

最後に、

「みなさん、お疲れ様でした。こうやってみんなで集まるのは最後です。半年弱、ありがとうございました。いいですか? みんなは、何のために学んでいる? 仕事ができるようになるためだよな。そして、生活の向上を図るためだろうさ、違うかい?」

「みなさんは管理者だ。今より生活の向上を図ろうと思ったら、管理会計は必須科目だよ。この半年学んだことを忘れないでね。そして、これが常に自分に求められることなわけだから、理解して武器にできたら、きっと、いいことがあるよ。」

 

みなさん、お疲れ様でした。

 

画像は、プレゼンの練習中です。