「どこに頼んだのかと問い合わせの電話が来ました。そこから、連絡が行くかもしれません。」

WJUICTネットワークで、仙台市の青葉福祉会さんのHPを作らせていただいたわけですが、そのHPを見た法人さんから、「どこに頼んだのか、教えて欲しい。」とお声がけがあったそうです。

 

ありがたい話です。いつも、頑張って、一生懸命法人さんのことを考えて仕事をすることが大事だなと改めて思いました。

 

私の仕事の仕方は、少々、変わっていて、その法人さんに合ったやり方でやるようにしているのです。

そんなこと、当たり前ですか? なかなか難しいですよ。例えば、コンサルタントが経営者しか向いていなくて、功を焦って、形だけ作る例は沢山見ています。コンサルタントは、学校の先生みたいなものでしょう? 子供によって、教え方やスピードが違うんです。親(経営者)が慌てたって、子供(職員)が受け入れなければダメなわけで。私は、子供を一番に考えているので、親は「あの先生は何にもしてくれていないかも。」と時には思うのです。で、そういう時に、親御さんに説明してもわからないものでして。

 

こんなこともあるんですよ。

子供たち(職員さんたち)は分かるんです。「このおっちゃんは分かっている。」って。だから、いろいろな相談を受けるようになります。時には、暴動寸前のところで、それを止めているとか。しかし、そのことは経営者には言いません。なぜなら、犠牲者が出るから。で、子供たちは、どうしたらいいか、裏でいろいろと話をするんです。これは、コンサル契約の中には入っていませんが、私の仕事と思ってしています。

もちろん、最終的にすごく上手く仕舞える時もあれば、そうはいかない時もあります。

 

時間がかかる子供さんには、そのようにします。優秀で教えれば、どんどん出来ていく子供さんには教えていきます。直接の契約以外で、法人のサステナビリティーに関わることは、契約にはなくてもしています。

子供ことについて、親は、余り分かっていないことが多いものです。

 

なんで、私は、細かなスケジュールは作りません。絶対に、その通りにはならないので。お子さん10人いれば、10人とも、能力、性格、家庭環境が違うんで。それが、親御さん、子供さんに分かってもらえるまで、時間がかかることがあるんですが。

 

今日も、これから奄美大島に向けて飛行機に乗ります。私の願いは、若い2人の経営者が奄美大島で一番の法人になって、奄美大島の福祉を護る担い手として法人を成長させるとともに人間としても成長していただくことです。

この仕事は、難しい仕事でもあり、それ以上に、素敵な仕事でもあります。そして、今日のように、ちゃんと、評価をしてくれる人がいるというやりがいのあるところも。