4月17日の午後は、こんな話で始まります。「 2055年から逆算します。」「やはり、全ては、事業計画」なんです。

事務長・本部機能の使命

コンサルティング時に、お伝えしていること。「よくよく肝に銘じて聞いて欲しいことがあります。」

事務長、本部機能を自覚する必要があります。

事務長、本部はなんのために存在しますか?

 

政策の変遷と2055年モデル

2025年モデル:地域包括ケアシステム 医療の機能分化 在宅事業時代 施設から地域へ

2040年モデル:地域共生社会 医療 介護 障がい者の統合化 本格的な在宅 事業者間の連携・統合・合併 

2055年モデル:地域一体化社会 地域事業者に予算を一括給付 本格的な医療 介護 障がい者の統合

 

2040年モデルの中で生き残る条件と残された時間

「これからの5年は経営者の時代。この5年は遊ぶのをやめて仕事だけして下さい。」(2016年より)

皆さんの地域を見渡して下さい。

大きな病院は、みんな建て替えて、さらに大きくなってませんか?

大きな医療・介護のグループ法人は、さらに在宅事業を強力に展開してませんか?

大きな介護事業者は、どんどん在宅事業の出店をしていませんか?

 

2040年モデルの中で残された時間

地域ごとに違いはあるが、残された時間が存在することを理解する。

医療法人の勝負は、あと10年(2030年)で決着がつく。

社会福祉法人の勝負は、あと15年(2035年)で決着がつく。

 

事務長、本部機能の使命を知る

生き残りの条件の整備と成功のセオリー理解と徹底で勝負は決まる

  1. これから作る、長期計画、中期計画で決まる。生き残りの条件から逆算して計画を立てることが必要。あとは、できるか出来ないか。
  2. 生き残りの条件は、規模、構成、事業フロー、医療・介護・障がいサービスの力量、財務、償却、管理会計、人材、地域の需要、地域の競合、人事制度。
  3. 長期計画、中期計画と生き残りの条件を目的、目標、戦略、戦術に落とす。
  4. 成功のセオリーを理解し、組織、職員に教育訓練を徹底する。

 

 

この内容から始まり、いろいろな話をさせていただくつもりです。

強い医療法人と弱い医療法人には、明確な違いがあります。

強い社会福祉法人と弱い社会福祉法人には、明確な違いがあります。

「なぜ、変わろうとしないのか。なぜ、変われないのか。」

「では、どうしたら、いいのか。」

全ては、事業計画です。