だから、私は「地域包括ケア病床」は、いずれ、無くなると言っているわけです。

2020年改訂の議論の中で、以下の話が出ているそうで、当たり前で、始まる前から分かっていたことで、ある意味、シナリオライターの思惑通りに進んでいると言って良いかと。

まずは、急性期を無くすための誘い病床と思っていまして。次に、自院からの患者を受け入れた場合は、大きく単価を下げるのでしょう? 

で、単価の安い、急性期ではないけど、何かあったら、すぐに行けて泊まれる病床にする。これが、新・地域包括ケア病床で。

 

地域包括ケア病棟・病室に関しては、急性期治療を経過した患者の受け入れ。在宅で療養を行っている患者等の受け入れ。在宅復帰支援。この3つの機能を担うものとして設計された。

だが、18年度調査でも地域包括ケア病棟入院料を届け出ている医療機関の63.8%が「自院の急性期病棟からの転棟先として利用している」と回答しており、依然として自院の急性期病棟からの受け皿としての役割に特化している傾向が示されている。← 当たり前ですよね?

 

このため、次期改定に向け役割そのものについても再度議論されることになりそうだ。

次のシナリオは、自法人からの転棟を、ガッツリ、下げていく。

 

しまいには、地域包括ケアと回復期リハが近づいていって、、、、、

どうなりますかね。