言いわけはいらない。動け!

自分を変えることは自分にしか出来ない。何もせずに言い訳ばかり探している人は一生言い訳を探しているものだ。

自分を変えることは自分にしか出来ない。出来ない理由を他人に探すほど愚かなことはない。

自分を変えることは自分にしか出来ない。言い訳をするな。言い訳するたびに人間が小さくつまなくなっていく。

自分を変えることは自分にしか出来ない。一歩踏み出す勇気が無ければ一生負け続けなければならない。

自分を変えることは自分にしか出来ない。まず動くこと。変われる人は言う前に動いている。

自分を変えることは自分にしか出来ない。失敗につぐ失敗の中に成功の種が見つかる。

自分を変えることは自分にしか出来ない。変われることに気づいたら、人生を思い通りに変えることができる。

 

 

「道」アントニオ猪木

この道を行けばどうなるのか危ぶむなかれ、危ぶめば道は無し。

踏み出せば、その一足が道となり、その一足が道となる。

迷わず行けよ、行けば分かるさ。

 

 

吉田松陰先生

夢なき者に理想なし。

理想なき者に計画なし。

計画なき者に実行なし。

実行なき者に成功なし。

ゆえに、夢なき者に成功なし。

 

 

上杉鷹山

成せばなる、成さねばならぬ何事も。

成らぬは人の、なさぬなりけり。

 

 

 

「幸運は強い意志を好む。」(2019年2月)

昨日、am1:00に仕事をやめて、テレビを見ることにしました。NHK特集:平成史ドキュメント5回目「ノーベル賞会社員 科学技術立国の苦悩 」です。

島津製作所の田中耕一さんのお話です。面白かったですし勉強になりました。田中さんのお話の中で「私が受賞者でいいのだろうか?」との自問を繰り返し、苦悩したということです。博士号があるわけでもなく、研究者でもなく、企業に勤める、一介の技術者が、、、と。

話によると、間違って、何かにグリセリンを混ぜたらしく「間違った!」と思ったが、「まあ、続けるか。」と実験を行なった結果、大発見になったとのくだりがありました。

世の中には、偶然の発明、運が良かったからという、心無いことを言う人も多かったようです。← とっても、とっても残念な話ですね。

残念ついでに、また、とっても危惧している話を、もう一つ。日本が長く停滞している理由がここにも表れているのですが、平成のはじめ、日本の科学技術における競争力は、世界NO.1だったそうです。しかし、今は、何位だと思いますか? とっても残念な話ですが、世界25位にまで落ちてしまったとのことです。

日本の将来は暗いですかね、、、昭和の遺産で食べている国かも、、、。

お伝えしたのは、そこではなく、「昭和」の価値観で育った、日本のノーベル賞受賞者の言葉です。日本は、数々のノーベル賞受賞者を輩出しています。受賞者で、今、最も有名なのは、山中伸弥先生ですね。

話は戻ります。ノーベル賞受賞者のお一人の言葉です。

「幸運は、強い意志を好む。」です。

心意気ですね。腹を決めたら、真っ直ぐに進むんです、強い意志を持って。

 

 

「幸運は強い意志を好む。特別編」(2019年10月)

彼は、成田空港にいた。

6人のパーティー。一人はすでにラウンジにいる。カウンターの前で待ち合わせをしていたので、順次人が集まり、笑顔で挨拶を。「いや、どうも、よろしくおねがいします。」

みんなでチェックインに。

 

すると、カウンターの職員から「あのー、S様、アメリカの入国ビザが発行されていないのでが、、、、」

「えっ、、確認していたのですが、、、」

凍りつくパーティー、本人は呆然。消え去るような声で「そうですか、、、、」

旅行のエスコート役のNさんは、みるみる顔が能面になり、元気で赤い顔から血の気が引いて行く。

 

カウンターの職員は、「間に合うかどうかは分かりませんが、申請してみてはいかがでしょうか?」

この一言から、パーティーは、戦場の様相で。

米国に入国するには、エスタを事前に申請する必要があり、承認されてはじめて飛行機に乗れるのです。

エスタの申請は、申請してから、だいたい24時間から36時間が普通で、最長72時間なのです。

彼らが乗る飛行機は、2時間半後には飛行場を飛び立つのです。

「まれに、すぐに申請が承認されることはあります。期待はできないかもしれませんが。」カウンターからは冷静な声。

 

「ダメかもしれないが、やりましょう。」とNさんが真剣にPCを操作。

Sさんは、成田でお見送りになった後のことを考えながらも祈る想いでNさんの様子を見守ります。

「とりあえず、申請は済みました。」と冷静に話すNさん。

「申し訳ありませんでした。」と丁寧にお礼を言うSさん。

 

ほぼ絶望の中、10分、20分、30分、時間は無情に刻まれて行く。

「S様、申請がおりました!」と、一段と甲高い声がカウンターから。

 

 

運は強い意志を好む。「特別編」でした。

フィクションかノンフィクションかは、聞かぬが礼儀という事でしょうか。

仕事をする上で、大事なことです「運は強い意志を好む。」。

あそこで、諦めたり、ひるんだりしていたら、この奇跡は無かったことでしょう。

私は、このブログで、変化は常。変化することを恐れない。と書きますが、「運は強い意志を好む。」も大事な言葉だと思っています。

だから、ノンフィクションかって? それは、聞かぬが花ですよ。