ホモサピエンス が、なぜ、最後に地球上に生き残り、繁栄していったか?
5/24のセミナーは、ここから始まります。
なぜ、体の強いネアンデルタール人ではなく、ホモ・サピエンス だったのか。
ネアンデルタール人は、洞穴の中に、家族単位でくらすのが普通でした。だから、血縁ですね。
一方、ホモ・サピエンス は、血縁のない人たちが集まり、「集団」を作り、洞穴で生きていたと言われています。150人とか200人で暮らしていた証拠が見つかっています。
「道具作りで優っていた。」「言語能力にすぐ入れていた。」「探究心があった。」とさまざまな議論があります。
そして、今、最も有力な説が、「高度な社会性にある。」です。だから、「知らない者同士が相手を認め合って、助け合って生きてきた。」。
この優れた能力は、一方で、負の能力もホモ・サピエンス にもたらせます。
脳科学者の中野さんの本に、「ヒトは「いじめ」をやめられない。」というタイトルのものがあります。
その中で、私たちの遠い祖先は、集団で生きることを選び、高度な社会性を発展させた。そして、その社会性の敵が、その集団の中にある「非協力者」で、脳に、非協力者を検知する、裏切り者検出モジュールなるものを作ったと。
そのアウトプットが、排外的行動、行きすぎた制裁。要するにいじめに繋がってゆく。
いじめは、みんなと違う。常識がずれている。優秀すぎる。可愛すぎる。できなさすぎる。
集団の中の常識と、違うは、いじめに対象になるのです。
結論です。
人間は、そうしたことから、ハラスメントは、我々の全てにDNAで受け継がれて備わったもので、マネジメントが必要なものなのです。
だから、「常識で理解できるはず。」「言えば分かる。」では、問題を起こしてしまうのです。
では、どうするかです。
しっかりお話ししたいと思います。
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